パティーナホテルズ&リゾーツが手掛ける「パティーナ大阪」が日本初進出。大阪・難波宮跡公園エリアにおける再開発により、2025年春に開業予定だ。
難波宮跡公園は、飛鳥時代から奈良時代に存在した宮殿である難波宮の遺構を守り続ける歴史公園。歴史公園と都市公園としての機能を持つ公園に生まれ変わることを目指し、北部・南北ブロックの再整備を進める。
そんな難波宮跡公園の東側、大阪城公園と難波宮跡公園の間に位置する立地に「パティーナ大阪」が誕生へ。世界有数のラグジュアリーホテルを手掛けるカペラホテルグループによるブランド「パティーナホテルズ&リゾーツ」の日本初進出のホテルとなる。
「パティーナ大阪」では、洗練されていながらも遊び心のある空間で、きめ細かなホスピタリティを提供。また、歴史・文化を感じられる難波宮跡公園エリアの魅力も生かした唯一無二のホテルとなることを目指す。
221室を用意する客室は、標準となる部屋も50㎡以上という十分な広さを誇り、バルコニー付きのリラクシングな客室も登場。日本の季節感と自然のリズムを調和させた客室空間で、やすらぎの時間を提供する。
加えて、最新の機器を備え上質な非日常体験を提供するスパ・フィットネスエリア、大阪城や難波宮跡の景色を望むスカイロビーやレストラン、サウンド・パイオニアのデヴォン・ターンブル(OJAS)が手掛けたスピーカーをとして音楽から瞑想を楽しめるリスニング・ルーム、ビジネスシーンでも活躍するバンケットホールが揃う予定だ。レストラン「P72」では、旬の食材を使用し、季節の中でも特に細かい時季や変化に着目した料理“マイクロシーズナル・キュイジーヌ”を提供する。
さらに、「パティーナ大阪」を含む法円坂北特定街区における開発では、その立地を活かし大阪城公園と難波宮跡公園を繋ぐ緑地空間と快適な歩行者空間を整備する。
「パティーナ大阪」は、ガールズドントクライ(Girls Don’t Cry)やウェイステッド ユース(Wasted Youth)を手掛けるアーティストのヴェルディ(VERDY)とクリエイティブ・パートナーシップを結んだ。ヴェルディが発信するストリートカルチャーのスピリットや美学を反映していく。
なお、「パティーナ大阪」では有名アーティストから若手まで幅広く展示ができるスペースを備える他、世界的なクリエイターを招き、アート、音楽、ファッション、ガストロノミーを融合させたアーティスト・イン・レジデンス・プログラムを定期的に開催していく予定だ。
【詳細】
「パティーナ大阪」
開業時期:2025年春予定
所在地:大阪府大阪市中央区馬場町3-91
敷地面積:約4,900㎡(特定街区全体:約13,600㎡)
規模:地上21階/地下3階
延床面積:約38,500㎡
ホテル客室:221室
※パース等は計画段階のものであり、今後変更の可能性あり。