南街区東棟の5階~28階に位置する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は、全482室の客室を中心に、レストラン、バー、ラウンジ、フィットネスなどを設置する予定。“ナチュラルステイト(Natural State)”をデザインコンセプトとするホテルには、館内随所に豊かなグリーンが配されており、自然と安らぎを感じられる空間を形成する。
南街区の商業エリアには、世界各地で事業を展開しているシティガイド「タイムアウト」の編集者がキュレーションする、“食と文化”を体験できるフードマーケット「タイムアウトマーケット大阪」がアジア初進出。約3,000㎡のマーケット内には、厳選された15のレストランと2つのバーが開業。関西トップクラスのシェフによる料理や、受賞歴のあるミクストロジストによるカクテルに加え、大阪の新進気鋭のアーティストによるカルチャーやエンターテイメントも展開していく。
ノースパークは、四季を感じられる自然豊かな北公園やシンボル軸の銀杏並木が美しい景観のなか、グランフロント大阪のナレッジキャピタルと「グラングリーン大阪」の中核機能を繋ぐ役割を担う。宿泊施設として、ヒルトンによるもうひとつのホテル「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」が開業するほか、商業施設、交流拠点となる中核機能施設「ジャム ベース(JAM BASE)」をオープンする。
「ジャム ベース」は、北街区賃貸棟の1階から9階をメイン拠点とし、多様な人々の交流を促す様々な空間を展開する。4階の会員制交流スペースを中心に、イベントなど多様な使い方のできるスペースや大階段、コワークスペース、キッチンスペース、バー、ギャラリー、屋上庭園などを整備。あえて様々な用途や機能を"ごちゃごちゃ"に配置することで、偶発的な出会いや刺激を得られる空間を目指す。
なお、サウスパーク、ノースパークともに約600戸のハイグレードな都市型マンションを建設する。
南街区と北街区の境にあたるJR大阪駅前には、大規模ターミナル駅直結としては世界最大級の規模となる約45,000㎡の都市公園「うめきた公園」を設ける。2025年9月6日(金)の先行まちびらき、2027年春頃の全体開園に向けて、周辺の商業施設やホテルなどと気軽に行き来できるよう整備する。
広大な面積を活かし、様々なアクティビティを展開予定。南側のサウスパークは、「芝生広場」や「大屋根イベントスペース」を中心とした都市的な空間、北側のノースパークは「うめきたの森」を含む緑豊かな自然を感じられる憩いの場所になる。また、南北の公園を空中デッキ「ひらめきの道」で結び、地上部には「ステッププラザ」を設け、南北を一体化するだけでなく、道路と公園が連続するような空間を目指す。
園内には、カフェやレストラン、ミュージアム、スポーツ系施設、都市公園やまちの情報発信・案内機能を備えた体験型のは情報発信スペースなど、利用者がより一層公園を楽しめるような施設も設ける。
サウスパークの中心となる広大な芝生広場に隣接する「大屋根イベントスペース」では、シーズナルなイベントを開催予定。都市公園ならではの環境や空間を生かした日常的なコンテンツの誘致を行っていく。