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荒木経惟の展覧会「写狂老人A」東京オペラシティで - アラーキーの“現在”をビビッドに展示

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荒木経惟の展覧会「写狂老人A」が、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は、2017年7月8日(土)から9月3日(日)まで。

荒木経惟の展覧会「写狂老人A」東京オペラシティで - アラーキーの“現在”をビビッドに展示 | 写真
荒木経惟 《遊園の女》 2017 

アラーキーの愛称で親しまれ、齢70を超えた今も精力的に活動を続ける写真家、荒木経惟。彼の持つ、被写体や手法の多彩さは、世界的な評価を受けているが、それでもなお探究心はとどまるところを知らない。

本展では、彼の人生とも言える写真を、“生の記録”として表現。近年の重要なテーマである、生と死が鮮明に描かれた最新作を披露する。新作だけで1000点をこえる膨大な量の作品を展示。その壮大な規模で、荒木経惟の現在をビビッドに伝え、多様な活動の「核心」に迫る。

様々な体型、年齢の”人妻たちのヌード”を捉えたシリーズ「大光画」も公開。巨大な作品群からは、不思議と性的なものを感じさせない。「性」よりはむしろ「生」を謳歌するような彼女たちの生命力や個性が浮き彫りになってくる作品だ。

「花百景」は、咲き誇り、枯れてゆく花を捉えたモノクロームプリントのシリーズ。余分なものを一切画面から排し、純粋に花びらや茎の形、質感を追求した花々は、もはや普段何気なく見つめていた花と同じものには見えない。モノクロームの繊細さ、表現力の豊かさに驚かされることだろう。

また、本展に展示される新作にはすべて印画紙プリントを採用した。フィルムカメラ独特の質感は、単なる「イメージ」の域を越え、写真そのものの重みや存在感で空間を圧倒する。鬼才・荒木の作品の迫力を存分に感じられる展覧会だ。

【概要】
荒木経惟 写狂老人A
会期:2017年7月8日(土)〜9月3日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間:11:00〜19:00(金・土は11:00〜20:00、いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合翌火曜日)、8月6日(日)(全館休館日)
入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下無料
※カッコ内は団体料金。

【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600

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荒木経惟の展覧会「写狂老人A」東京オペラシティで - アラーキーの“現在”をビビッドに展示|写真1

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