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“知覚の相互作用”メディア・テクノロジーで探る大型インスタレーション、三上晴子の展覧会が東京・新宿で

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企画展「知覚の大霊廟をめざして—三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」が、東京・新宿のNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にて、2025年12月13日(土)から2026年3月8日(日)まで開催される。

三上晴子の大型インスタレーションを一挙公開

三上晴子+市川創太 《gravicells—重力と抵抗》 2004/2010年 撮影:丸尾隆一 写真提供:山口情報芸術センター(YCAM)
三上晴子+市川創太 《gravicells—重力と抵抗》 2004/2010年
撮影:丸尾隆一 写真提供:山口情報芸術センター(YCAM)

三上晴子(みかみ せいこ)は、1980年代より、情報社会と身体をテーマに大規模なインスタレーション作品を手がけてきたアーティストだ。1995年からは、メディア・テクノロジーを駆使することで、知覚行為そのものに着目した作品を国内外で発表するも、2015年に急逝している。

人間にとって知覚とは、世界と繋がり、関係を結ぶ起点となるものだといえる。ここで三上は、「眼は単に視るものではなく、耳は単に聴くものではない」、つまり「耳で視て、鼻で聴いて、眼で触ることが可能である」と書いている。三上はこうした視点から、鑑賞者が自分自身の知覚と、その相互作用の仕組みに向きあうことになるインタラクティブ作品を発表してきたのであった。また、三上は、展示の機会があるたびに、自身の作品を最新の技術によってアップデートすることを積極的に行ったという。

三上晴子 《欲望のコード》 2010/2011年 撮影:木奥恵三
三上晴子 《欲望のコード》 2010/2011年
撮影:木奥恵三

企画展「知覚の大霊廟をめざして—三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」は、三上が1990年代後半以降に発表してきた、インタラクティブ・インスタレーション作品を紹介する展覧会。《gravicells—重力と抵抗》など、三上の大型インスタレーション作品3点を同時展示する、国内外で初の機会となるほか、会場では作品のアップデートの変遷、修復やアーカイブの取り組みなどについても光を当てる。

展覧会概要

企画展「知覚の大霊廟をめざして—三上晴子のインタラクティヴ・インスタレーション」
会期:2025年12月13日(土)~2026年3月8日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター ギャラリーA・B
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 4F
開館時間:11:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合、翌日に休館)、12月29日(月)〜1月5日(月)、2月8日(日)
入場料:一般 1,000円(900円)、大学生 800円(700円)
※( )内は15名以上の団体料金
※高校生以下、65歳以上、障害者手帳の所持者および付添1名などは無料

【問い合わせ先】
フリーダイヤル
TEL:0120-144199

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“知覚の相互作用”メディア・テクノロジーで探る大型インスタレーション、三上晴子の展覧会が東京・新宿で|写真1 “知覚の相互作用”メディア・テクノロジーで探る大型インスタレーション、三上晴子の展覧会が東京・新宿で|写真2

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