映画『マダム・フローレンス!夢見るふたり』が、2016年12月1日(木)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国の劇場で順次公開される。
ベテラン女優を輝かせる名匠スティーヴン・フリアーズが監督が務める本作は、NYが愛した伝説の歌姫の実話を基にしたヒューマンドラマ。名女優メリル・ストリープと、“ラブコメの帝王”ヒュー・グラントの主演2人が夫婦役で初共演を果たしている。
メリル・ストリープ演じるのは、NY社交界のトップでありながら、ソプラノ歌手になる夢を追い続ける女性フローレンス・フォスター・ジェンキンス。『マンマ・ミーア!』などで“歌ウマ女優”として知られるメリルだが、本作では「自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気付いていない」フローレンス役で“オンチ”な歌声を披露する。
そして、その夫であるシンクレア役を務めるのがヒュー・グラント。愛する妻に夢を見続けさせるためにマスコミを買収し、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催するなど忙しく立ち回る献身的な夫を演じている。
ある日、世界が憧れる音楽の殿堂「カーネギーホール」で歌うと宣言したフローレンス。持病を抱えながらも音楽に生きる彼女の命がけの挑戦のため、一緒に夢をみることを決めたシンクレア。今なお「カーネギーホール」で伝説として語り継がれる、笑いと涙で包まれた奇跡の公演の結末とは。
なお、『マダム・フローレンス!夢見るふたり』は、第74回ゴールデングローブ賞では、ミュージカル/コメディ部門の作品賞、主演女優賞(メリル・ストリープ)、主演男優賞(ヒュー・グラント)、助演男優賞(サイモン・ヘルバーグ)と主要4部門にノミネート。メリル・ストリープはなんと30回目のノミネートを達成した。
そして、女優メリル・ストリープは、第74回ゴールデン・グローブ賞 授賞式で「セシル・B・デミル賞」を受賞。通常、ゴールデングローブ賞では、アメリカ合衆国における映画とテレビドラマに賞が与えられるが、メリル・ストリープは長年にわたり映画界に貢献した人物に贈られる「セシル・B・デミル賞」を受賞した。
ちなみに、その時に着用していたのはジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)のブラックイブニングドレスだ。このドレスはジバンシィのオートクチュール。足元から全身をブラックで包み込みあげた上品な出で立ちながら、マルチカラーのミラーエンブロイダリーが、まるで彼女の知性を表すかのように輝いていた。
さらに、第89回アカデミー賞では「主演女優賞(メリル・ストリープ)」、「衣装デザイン賞(コンソラータ・ボイル」にノミネート。メリル・ストリープはこれが実に20回目のノミネートで歴代最多
【作品情報】
『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
公開日:2016年12月1日(木)
監督:スティーヴン・フリアーズ『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』
出演:メリル・ストリープ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』、ヒュー・グラント『ラブ・アクチュアリー』、サイモン・ヘルバーグ
原題:FLORENCE FOSTER JENKINS
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