スタジオ4℃(STUDIO4℃)が手掛けるアニメーション映画『ChaO』が、2025年8⽉15⽇(金)に公開される。
田中栄子が主宰するスタジオ4℃は、アートなアニメ作品を制作するクリエイティブ集団。『鉄コン筋クリート』や『映画 えんとつ町のプペル』、『火の鳥 エデンの花』など様々なアニメ映画を手掛けている。そんなスタジオ4℃が贈る新作映画『ChaO』は、人間と人魚の、種族と⽂化を超えた純度100%のラブストーリーだ。
舞台は、⼈間と⼈⿂が共存する未来社会。船舶をつくる会社で働くサラリーマンのステファンは、ある⽇突然、⼈⿂王国のお姫さま・チャオに求婚される。訳も分からないまま、チャオと⼀緒に⽣活することになったステファンは、純粋で真っすぐなチャオの愛情を受けて、少しずつ彼女に惹かれていくが……。
オリジナルアニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く⼿書きアニメーションにこだわっており、圧倒的な作画量と美しい背景美術で、瑞々しくもかわいく⼈間と⼈⿂の恋模様を描き出す。
主人公・ステファン…鈴鹿央士
船舶をつくる会社で働く平凡なサラリーマン。ある日突然⼈⿂王国のお姫さま・チャオに求婚され共に暮らしていくことになるが……。
ヒロイン・チャオ…山田杏奈
⼈⿂王国のお姫さま。どこまでも純粋で素直な性格で、ステファンに恋をする。
シー社⻑…⼭⾥亮太
ステファンが勤める造船会社の社⻑。⼈⿂王国との友好関係を築くことで会社の利益を得ようと、下⼼からステファンとチャオの結婚を猛プッシュする。
マイベイ…シシド・カフカ
地上での⽣活に不慣れなチャオを側でサポートする、⾯倒⾒の良いお姉さん。チャオに寄り添い、時には葛藤するステファンを叱咤激励する芯の強さを持ったキャラクター。
ロベルタ…梅原裕⼀郎
発明家であり、ステファンの友⼈。ステファンを⾒守り、時には温かい⾔葉で背中を押す。
ネプトゥーヌス国王…三宅健太
威厳のある⼈⿂王国の王で、チャオの父親。相次ぐ船と⼈⿂の事故により⼈間界への不信感を抱きながらも、不慣れな⼈間の世界で⽣活するチャオを気に掛ける。
ジュノー…太⽥駿静
⼈間と⼈⿂の歴史を追い、たまたまステファンを取材することになった、新聞社の新⽶記者。
新聞社の編集⻑…⼟屋アンナ
ジュノーが務める新聞社の編集⻑で、強い女性。
オメデ⼤使…くっきー!
⼈間と⼈⿂の談判と国交樹⽴を推進する議会の代表。
主人公・ステファン役の声を担当するのは、2019年の映画『蜜蜂と遠雷』でスクリーンデビューした後、2022年のドラマ「silent」で大きく知名度を上げ、実力派若手俳優として存在感を放つ鈴鹿央士。一方、ヒロイン・チャオの声は、2018年の映画『ミスミソウ』で初主演に抜擢されて以降、『ひらいて』『ゴールデンカムイ』『正体』など、多彩な作品で活躍し続ける山田杏奈が務める。この他、⼭⾥亮太、シシド・カフカ、⼟屋アンナら個性あふれるキャストが集結。くっきー!は1人3役をこなしている。
主題歌は、倖⽥來未の書き下ろし楽曲「ChaO!」。倖⽥は、本作の監督・⻘⽊康浩が⼿掛けたオムニバス作品「Amazing Nuts!」内でも主題歌を担当しており、今回19年ぶりに再タッグが実現した。住む世界が違う2⼈の恋を優しく⾒守る歌詞と、明るくメロウなポップチューンに注目だ。