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「イングリッシュ・ガーデン:英国に集う花々」展が東京・汐留で開催 - 植物画家たちの遍歴を紐解く

展覧会「キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン:英国に集う花々」がパナソニック汐留ミュージアムで開催される。開催期間は2016年1月16日(土)から3月21日(月)まで。

「イングリッシュ・ガーデン:英国に集う花々」展が東京・汐留で開催 - 植物画家たちの遍歴を紐解く | 写真
セバスチャン・シューデル《マルタゴン・リリー(ユリ科)とクロアザミ(キク科)、他》(『カレンダリウム』より)
17世紀初頭、キュー王立植物園蔵
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

本展は、22万点を超える世界最大のボタニカル・アートコレクションを収蔵するキュー王立植物園の全面的な協力を得て実現。同園が所蔵する17世紀から現代までの優品を中心に、装飾美術などを交えた約150点を展観し、数世紀にわたる植物に対する情熱の遍歴を紐解いていく。

第1章では植物画の発展途上期に描かれた作品を紹介する。ドイツやオランダで本格的な植物図譜が制作されるようになったルネサンス時代。セバスチャン・シューデルらの作品からは、植物を緻密に審美的に描くという新しい姿勢を伺うことができる。

「イングリッシュ・ガーデン:英国に集う花々」展が東京・汐留で開催 - 植物画家たちの遍歴を紐解く | 写真
レイチェル・ペダー=スミス《マメ科の種子を用いた作画》2004年、キュー王立植物園蔵
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

第2章では、17世紀末から18世紀初頭にかけて相次いだ自然界の法則に関する革命的な発見の数々から、植物学の新たな進歩を辿る。キャプテン・クックの太平洋第一次航海に同行した植物学者ジョセフ・バンクス、ガラパゴス諸島での考察を基に進化論を提唱した博物学者ダーウィンらの功績を明らかにしていく。

第3章では、「最初の産業デザイナー」と言われるクリストファー・ドレッサー、アーツ・アンド・クラフツ運動を主導したウィリアム・モリスのデザインを中心に、植物に着想源を得たデザインを揃える。なお、美術工芸家ジーキルの庭園として貴重なディーナリー・ガーデンも初公開される。

そして、最終の第4章では、キュー王立植物園の公式画家たちをはじめとする20~21世紀の画家たちの作品を展開。写真技術が発展してもなお残る植物画の美しさに迫る。

【開催概要】
キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン:英国に集う花々
開催期間:2016年1月16日(土)〜3月21日(月・祝)
開催場所:パナソニック汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック 東京汐留ビル4階
アクセス:JR「新橋」駅より徒歩約8分、東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋」駅より徒歩約6分、都営大江戸線「汐留」駅より徒歩約5分
休館日:水曜日
開館時間:10:00~18:00
入館料:一般 1,000円、65歳以上 900円、大学生 700円、中・高校生 500円、小学生以下無料
※20名以上の団体は100円引き。
※障害者手帳を提示した者、およびその付き添い者1名まで無料。

【問い合わせ先】
NTT ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600

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