展覧会「浜口陽三展—黒の秘密」が、東京・日本橋のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションにて、2025年10月11日(土)から12月7日(日)まで開催される。
20世紀後半を代表する銅版画家、浜口陽三(はまぐち ようぞう)。銅版画の本場であるヨーロッパを中心に制作を行った浜口は、古典的な銅版画技法であるメゾチントを復興するとともに、そこに色を重ねる「カラーメゾチント」を発展させることとなった。
浜口の作品の特徴が、黒い画面にさくらんぼなどのモチーフが浮かびあがる、静謐な作風だ。展覧会「浜口陽三展—黒の秘密」では、浜口の作品においてもっとも大切な色である「黒」に着目。制作方法、表現、タイトルという3点から、《17のさくらんぼ》をはじめとする浜口の作品をひもといてゆく。
展覧会「浜口陽三展—黒の秘密」
会期:2025年10月11日(土)~12月7日(日)
会場:ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
住所:東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
開館時間:11:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
※土・日曜日、祝日は10:00開館
休館日:月曜日(10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)・24日(月・振)は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)・25日(火)
入館料:大人 600円、高校・大学生 400円、中学生以下 無料
【問い合わせ先】
ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
TEL:03-3665-0251