特別展示「アヴェス・ヤポニカエ〈11〉— 鴉は黒いか」が、東京・丸の内のインターメディアテク(INTERMEDIATHEQUE)にて、2025年7月19日(土)から10月19日(日)まで開催される。
「アヴェス・ヤポニカエ〈11〉— 鴉は黒いか」展は、人々にとって身近なとりである「カラス」に着目した特別展示だ。カラスを描いた日本画を、鳥の剥製と並べて展示することで、画家の視点に光を当ててゆく。
本展で取り上げるのが、近代の日本画家・河辺華挙(かわべ かきょ)による『鳥類写生図』のうち、「鴉」と題された巻。華挙はここで、カラスを描いた図の多くからあえて色をなくし、羽毛を1枚ごとに線描で記録している。いわば、色を介してカラスを見るのではなく、羽毛が重なりあうことで形成される鳥として、カラスを捉えているのだ。
会場ではこうした視点から、日本画と剥製をとおして、カラスを細部にいたるまで紹介。また、カラス以外のカラス科鳥類も展示する。
特別展示「アヴェス・ヤポニカエ〈11〉— 鴉は黒いか」
会期:2025年7月19日(土)〜10月19日(日)
会場:インターメディアテク 3F 収蔵展示室「ストレージ(STUDIOLO)」
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 2・3F
開館時間:11:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで開館)
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館。ただし8月11日(月・祝)・18日(月)は開館)、9月1日(月)〜8日(月)、その他館が定める日
入館料:無料
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5541-8600