坂本龍一と山口情報芸術センター(YCAM)によるサウンドインスタレーション作品《Forest Symphony》が、山口の常栄寺にて、2025年8月8日(金)から11月30日(日)まで展示される。
開館以来、ダムタイプや坂本龍一、中谷芙二子といったアーティストとともに、メディア・テクノロジーを応用した作品を制作、発表してきた山口情報芸術センター。《Forest Symphony》は、坂本龍一とのコラボレーションにより制作された、代表的な作品のひとつだ。
《Forest Symphony》は、世界各地の樹木の生体データからサウンドを生成するサウンドインスタレーションである。同作では、ネットワークを経由してサーバーに集積するセンサーデバイスを世界各地の樹木に設置し、生体電位を収集。これらのデータに基づいてサウンドを生成すると同時に、生体電位の変化やセンサーデバイスが設置された環境の情報を視覚的に表現している。
《Forest Symphony》は2020年より、「雪舟庭」で知られる山口の常栄寺を会場に、期間限定で展示を重ねてきた。今回は、2024年に続き、常栄寺での展示のために改定したバージョンを展開する。
Yamaguchi Seasonal 2025 坂本龍一+YCAM「Forest Symphony」
会期:2025年8月8日(金)〜11月30日(日)
会場:常栄寺
住所:山口県山口市宮野下2001-1
開場時間:10:00〜16:30
休場日:火曜日(祝日の場合は翌日)、8月11日(月・祝)、9月24(水)、11月2日(日)・3日(月・祝)
入場料:無料(常栄寺の拝観料は別途必要)
【問い合わせ先】
山口情報芸術センター
TEL:083-901-2222