宮古島は、透き通るような海と白い砂浜が広がる楽園。「宮古ブルー」と呼ばれるビーチは、世界屈指の透明度・美しさを誇り、見る時間や角度によって、鮮やかなエメラルドグリーンや透き通る青、夕日に染まる黄金色などに変化する。国内外から多くの観光客が訪れる人気リゾート地で、カップル旅行、家族旅行のリピーターも多い。
パウダーサンドの与那覇前浜ビーチや、干潮時にだけ姿を現すユニの浜など、白砂の美しいビーチがあちこちに点在し、観光スポットもたくさん。周囲の海では国内最大のサンゴ礁も見られ、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティも盛んだ。
宮古島は、沖縄本島から南西へ約300kmに位置する宮古諸島の中心地。東京からは直行便で約3時間、那覇空港からは約50分。周辺には大小8つの島々が連なり、伊良部島・池間島・下地島・来間島とは橋でつながっているため、離島めぐりも楽しめる。
沖縄本島と比べると、自然豊かでのどか。那覇周辺を賑やかなリゾート地とするなら、宮古島は癒しの離島リゾート。路線バスやタクシーも通っているが、基本はレンタカー(自動車)移動となるため、ドライブ旅行を楽しみたいカップルやファミリーにおすすめの観光地だ。
宮古島とその周辺に広がる島々のなかから絶景スポットを厳選。どこまでも続くクリアな海と、白い砂浜、そして広い空。絵に描いたような南国リゾートを楽しめるスポットを紹介していく。
与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチは、宮古島を代表する絶景スポット。「東洋一の美しさ」とも称され、宮古島で最も綺麗な海の一つに数えられる。約7kmにわたって続く真っ白な砂浜とブルーの海のコントラストが素敵。「宮古ブルー」と呼ばれる海は、時間や角度によって違う表情を見せ、ライトブルーにもエメラルドグリーンにも映る。
パウダー状の砂浜が気持ちよく、波打ち際を歩くだけでも非日常な気分に。サンライズ、サンセットどちらも楽しめるが、特に夕刻は、対岸の来間島に沈んでいく夕陽がロマンティックでデートに最適だ。
与那覇前浜ビーチは、市街地から車で10分、宮古空港から車で約15分とアクセスも良好。シュノーケリング・フィッシングなどのアクティビティに加えて、海でのバーベキューも楽しめる。ビーチには海の家があり、ご当地グルメやフレッシュなマンゴーも味わえる。
“ウミガメに出会える”ビーチとして知られる「シギラビーチ」。宮古島の南岸に位置するホテル「シギラセブンマイルズリゾート」の敷地内にあり、プライベート感のある穏やかなビーチだ。
シギラビーチ周辺には、数十種類もの珊瑚と100種類以上のカラフルな熱帯魚が生息すると言われ、絶好のシュノーケリングスポット。海の透明度は高く、波が穏やかなので、マリンスポーツ初心者や泳ぎが苦手な人でも、気軽に熱帯魚やサンゴを間近で体感できる。
また、ホテル「シギラリゾート」エリア内にあるため設備は充実。水着で入ることができるビーチハウスや、更衣室・シャワー・コインロッカー、さらにレンタルできるシュノーケリングセットなどもあり、手ぶらで行ってもマリンアクティビティを満喫できる。宮古島空港から車で約20分程度とアクセスも良く、ファミリーやカップル旅行でも人気の高いスポットだ。