「東平安名崎(ひがしへんなざき)」は、宮古島の東端に位置する岬。国の名勝にも指定されている景勝地で、旅行系クチコミサイトで「行ってよかった展望スポットベスト10」にランクインするなど、訪れた人の評価が高い。どこまでも続く水平線と、遮るものが全くない360°の大パノラマは圧巻。朝日の名所としても知られ、水平線から太陽が昇る姿は、一度見たら忘れられない美しさだ。
先端には「平安名崎灯台」が立ち、断崖と海が織りなす壮大なパノラマが一望できる。駐車場から灯台へはのんびり歩くこともできるが、東平安名崎の名物・人力車「灯八」でガイドしてもらうのもおすすめ。200種類以上の植物が自生する東平安名崎の草花をユーモアたっぷりに解説してくれる。春のテッポウユリをはじめ、季節ごとに変化する自然の表情も見どころだ。
西平安名崎(にしへんなざき)は、宮古島の最北端にある絶景スポット。白い風車が並んだ穏やかな雰囲気で、東平安名崎とは対照的な景観が楽しめる。晴れた日には伊良部島まで見渡せる大パノラマが魅力で、青空と海、白い風車のコントラストが訪れる人の目を引く。夕暮れ時は、夕陽がゆっくりと空を染めていき、ロマンティックな時間が広がる。
ワンセブンエンド(17END)は、ひと味違った海の写真が撮影できると話題のスポット。別名「航空マニアの聖地」と呼ばれ、飛行機の離着陸を間近で見ることができる。
晴れた日の干潮時のみに現われる“レアな砂浜”も魅力で、ローアングルでシャッターを切ると、フォトジェニックな1枚に。白砂とクリスタルブルーの海の対比が幻想的で、水位が低いときはまさに“天国の道”。満潮時はビーチへ降りることができないので、訪れるときは天候のチェックを忘れずに。
渡口の浜(とぐちのはま)は、宮古島の北西・伊良部島を代表するビーチ。伊良部大橋を渡ってすぐとアクセスも良く、観光客少なめな穴場スポットだ。静かにビーチで過ごしたい人や、子連れのファミリー旅、カップル旅行に特におすすめ。
約800mにわたる浜辺の砂は細かくサラサラ。「鳴き砂」と呼ばれる白砂は、歩くたびに“キュッキュッ”と楽しげな音を聞かせてくれる。海は波も穏やかで、マリンスポーツをするならカヤックを。東側のカフェでバーベキューセットをレンタルすればBBQも楽しめる。周辺に食堂やカフェがあるのも嬉しい。
砂山(すなやま)ビーチは、小さな砂丘の先にある“秘境ビーチ”。白砂と天然の岩アーチが象徴的で、フォトジェニックなスポットとして知られる。写真のベストタイムは午前。
ビーチへ行くには、熱帯植物に覆われた遊歩道を歩き、砂丘を越える必要あり。冒険気分でたどり着いた先には、マリンブルーの海が待っている。70mほどのコンパクトなビーチだが、シュノーケリングやダイビング、カヤック、サーフィン…と様々なマリンアクティビティを体験できる。宮古空港から車で約20分とアクセスも良好で、周辺に公園やカフェもあるため、ファミリー旅行にもおすすめだ。
宮古島周辺には伊良部島、池間島、来間島と3つの離島があり、それらは全て橋で結ばれている。エメラルドグリーンの海にスーッと伸びる大橋からはパノラマビューが望め、砂浜からとは一味違った景観が楽しめる。ドライブ中にカメラを回せば、海に浮かんでいるような走行動画を撮影することも。
来間大橋(くりまおおはし)は、宮古島と小さな離島・来間島を結ぶ全長約1,690mの橋。人気のドライブスポットで、透き通った海を一望できる絶景スポットとして知られている。エメラルドグリーンの海を一直線に駆け抜ける爽快感は、これまでに味わったことのないほど開放的。
橋の上は、車だけでなく、レンタサイクルや徒歩での移動もOK。歩道の途中には休憩スペースがあり、橋の上からシャッターを切ると、空と海だけを背景にしたフォトジェニックな1枚を撮影できる。宮古ブルーの海と白砂の与那覇前浜ビーチのコントラストは息をのむほど美しく、眺めは格別だ。与那覇前浜ビーチの隣に位置するため、一緒に観光するのもおすすめ。