監督の静野は、音楽が『アズワン/AS ONE』のキーポイントになると語っており、物語の中心となるのは主人公・ヨウが奏でる“旋律”。ヨウの歌声が時空を越え巡星に届くとき、原作では語られていなかった、数々の謎が解き明かされるという。
映画『アズワン/AS ONE』の主題歌は、白岩瑠姫がセルフプロデュースしたRUKIの「巡星」。RUKI名義では本作が初の映画主題歌となる。映画のために書き下ろしたという主題歌に関して白岩は、「映画の世界観を一番大事に考えて、歌詞も曲も作りました。映画を見ていただいた後には、映画にマッチしていると思っていただける曲になっているのではと思っています」とコメントを寄せた。
現代の地球。ミュージシャンを目指す高校生のヨウは、夢を反対する親とバンド仲間との人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていた。ある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて!」という声が響き、白い光に包まれる。
一方、宇宙に浮かぶ巡星。エネルギー源の「星血(ほしのち)」をめぐる長い戦争状態にあったヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国の休戦にむけた調停式が行われようとしているまさにその時、巨大軌道デブリが落下してしまう。必死に対処するプルガード隊のヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士・ラコは整備途中の機で飛び立つが、危機一髪の状況に陥っていた。
一瞬の閃光ののち、破損激しいラコの機はデブリを海面まで移動させ事なきを得るが、ラコは意識を失ってしまう。昏睡状態のラコは、意識の中でヨウと出会う——。ヨウとラコの出会いの意味とは。そして“ふたりでひとつ”のヨウとラコに待ち受ける運命とは。
【作品詳細】
映画『アズワン/AS ONE』
公開日:2025年8月22日(金)
監督:静野孔文
キャラクターデザイン:貞本義行
メカニックデザイン:形部一平
〈声優キャスト〉
出演:白岩瑠姫、白石晴香、武内駿輔、日笠陽子、丸山隆平
原作 星と翼のパラドクス © SQUARE ENIX,SUNRISE © ASONE 製作委員会