長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』が、2025年8月22日(金)に全国公開される。
アニメ映画『アズワン/AS ONE』は、劇場版名探偵コナンの15作目『名探偵コナン 沈黙の15分』以降同シリーズを担当し、『名探偵コナン から紅の恋歌』で2017年の興行収入1位を獲得した、静野孔文(しずのこうぶん)が監督。アニメーターや漫画家などとしても第一線で活躍し、「新世紀エヴァンゲリオン」や『時をかける少女』『サマーウォーズ』といった人気アニメを手掛けた貞本義行がキャラクターデザインを務める作品だ。
原作は、ゲームセンターなどに設置されるアーケードゲーム「星と翼のパラドクス」。宇宙の彼方・巡星(めぐりぼし)を舞台に、その星が持つエネルギー源を巡る戦いを描いたロボットアクションゲームとなっており、映画『アズワン/AS ONE』では、静野がアイデアを再構築。脚本家と共に生み出した完全オリジナルストーリーで、原作の20年前の物語を描き出す。
なお、原作ゲームのキャラクターデザインを担当した貞本によって登場キャラクターも全て刷新された。
映画『アズワン/AS ONE』で主人公ヨウ役を演じるのは、JO1のメンバーであり、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』では主演を務めた白岩瑠姫。声優に挑戦するのは本作が初となる。制作陣がJO1 のメンバーセルフプロデュース企画「PLANJ」第4弾として白岩が作詞・作曲を手掛けたオリジナルソング「ひまわり」を目にしたことがきっかけで、キャスティングに至ったという。
また、『金子差入店』で主演を務めたSUPER EIGHTの丸山隆平も声優初挑戦で本作に参加するほか、『ふれる。』の白石晴香、『アナと雪の女王2』のオラフ役などで知られる武内駿輔、アニメ「けいおん!」や「キングダム」の日笠陽子といったベテラン声優陣も名を連ねる。
主人公ヨウ…白岩瑠姫(JO1)
地球に暮らす高校生。ミュージシャンを目指しながらも不確かな未来に悩んでいる。
ラコ…白石晴香
宇宙に浮かぶ星「巡星(めぐりぼし)」でロボット整備士として暮らす少女。巨大軌道デブリ(隕石)の落下という緊急事態に直面し、プルガード隊のヴィーゴを援護するため整備途中の機で飛び立ったが、機体の損傷により昏睡状態に陥ってしまう。昏睡状態のラコの意識の中で、ヨウと出会い言葉を交わすようになる。
ヴィーゴ…武内駿輔
軌道デブリによる事故を未然に防ぐために組織されたプルガード隊の隊長。ラコが兄のように慕っている存在。
キザナ…日笠陽子
物語の鍵を握る謎の研究員。巡星で生活と軍事のあらゆる技術を担う企業「ボナ・ソキウス社」に所属している。
ルロワ…丸山隆平(SUPER EIGHT)
ラコの父。キザナとおなじく「ボナ・ソキウス社」で働く研究員。