秋季特別展「眷属」が、京都の龍谷ミュージアムにて、2024年9月21日(土)から11月24日(日)まで開催される。

仏や菩薩を取り囲む“眷属”に着目した展覧会

眷属(けんぞく)とは、仏や菩薩といった信仰の対象となる「主尊」に付き従う存在である。仏教美術においては、主尊を囲むようにあらわされ、仏の教えを守ったり、主尊を信仰する人々に利益をもたらしたりする役割を担っている。

眷属の代表例として、釈迦如来の八部衆、薬師如来の十二神将、不動明王の八大童子などを挙げることができる。また、インドの神々に由来する眷属も数多く存在しており、その姿も武将や貴人、子ども、動物、鬼などと多彩である。

秋季特別展「眷属」は、2023年度に開催された特集展示「眷属—ほとけにしたがう仲間たち—」をアップデートした展覧会。国宝の《十二神将立像》や《八大童子像》、重要文化財の《千手観音二十八部衆像》や康円作《四天王眷属立像》など、日本各地から約80件の作品を集めて紹介する。

展覧会概要

秋季特別展「眷属」
会期：2024年9月21日(土)〜11月24日(日)
会場：龍谷大学 龍谷ミュージアム
住所：京都府京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
開館時間：10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日：月曜日(9月23日(月・振)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)
入館料：一般 1,600円(1,400円)、高校・大学生 900円(700円)、小・中学生 500円(400円)、小学生未満 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、8月7日(水)から9月20日(金)まで、ローソンチケット(Lコード 54781)、セブンチケットほかにて販売
※障がい者手帳などの提示者および介護者1名は無料

【問い合わせ先】
龍谷ミュージアム
TEL：075-351-2500