企画展「夢二が描く動物ワンダーランド ~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~」が、東京の竹久夢二美術館にて、2024年4月6日(土)から6月30日(日)まで開催される。
大正ロマンを代表する画家・詩人である竹久夢二は、センチメンタルな「夢二式美人画」でよく知られている。その一方で夢二は、小動物を飼育し、動物園に足を運ぶなど、動物を愛好していた。こうした関心を反映して、夢二の絵画やデザインには、犬や猫をはじめとする動物がしばしば登場する。
企画展「夢二が描く動物ワンダーランド ~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~」は、夢二の動物表現に着目する展覧会。夢二が手がけたイラストやデザインを軸に、約200点の作品を展示する。
本展で紹介する生き物は、約100種類。女性とともにくつろぐ《晩春》の猫、自身の著書のカバーに描かれたミステリアスな黒猫、草花とともにアール・ヌーヴォー調にデザインされたうさぎ、日本画《夢香洲夏夕幻影》の着物のコウモリ柄など、夢二ならではの動物の表現に光をあててゆく。
企画展「夢二が描く動物ワンダーランド ~大正ロマンのイラスト&デザインを中心に~」
会期:2024年4月6日(土)〜6月30日(日)
会場:竹久夢二美術館
住所:東京都文京区弥生2-4-2
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・降)は開館)、5月7日(火)
入館料:一般 1,000円、高校・大学生 900円、小・中学生 500円
※弥生美術館と2館あわせて観覧可
【問い合わせ先】
竹久夢二美術館
TEL:03-5689-0462