企画展「異界へのまなざし ─あやかしと魔よけの世界─」が、京都文化博物館にて、2023年11月25日(土)から2024年1月8日(月・祝)まで開催される。

人々は異界をどのように捉えたのか

古来人々は、身の回りに起こる不可思議な現象を、異界との出会いと捉えてきた。つまり、人々の世界は、この世ならぬものが棲まう別の世界と隣り合っており、病気や災害などは、こうした異界に棲まうものが干渉することで生じると考えた。そして、異界からやって来る悪いものを防ぐため、さまざまな呪法、魔除けやまじないが編み出されることになったのだ。

企画展「異界へのまなざし ─あやかしと魔よけの世界─」では、人々が異界をどのように表現し、また異界からやって来るものに対してどのように対処してきたのかに着目。「現世と異界のはざま」、「異界に住まうモノたちへのまなざし」、そして「魔よけとまじないの方法」の3章構成により、絵画、着物、能面といった資料を紹介する。

展覧会概要

企画展「異界へのまなざし ─あやかしと魔よけの世界─」
会期：2023年11月25日(土)〜2024年1月8日(月・祝)
会場：京都文化博物館 3階展示室
住所：京都府京都市中京区三条高倉
開室時間：10:00～19:30(入場は19:00まで)
休館日：月曜日(1月8日(月・祝)は開館)、12月28日(木)～1月3日(水)
入場料：一般 500円(400円)、大学生 400円(320円)、高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金

【問い合わせ先】
京都文化博物館
TEL：075-222-0888