“デジタルテクノロジーと人間の生活”をアートとともに探る展覧会、金沢21世紀美術館で

特別展「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ─次のインターフェースへ」が、金沢21世紀美術館にて、2023年10月7日(土)から2024年3月17日(日)まで開催される。

デジタルテクノロジーが人間にもたらすものとは？

Keiken + George Jasper Stone, <i width="1500" height="842">Feel My Metaverse,</i> 2020
©Keiken — Keiken + George Jasper Stone, *Feel My Metaverse,* 2020
©Keiken

特別展「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ─次のインターフェースへ」は、急速に発展するデジタルテクノロジーによって、地球という惑星、そしてそこに住まう人間の生き方や感性がどのように変わってゆくのかを、アートの視点から探る展覧会だ。

Jonathan Zawada, <i width="1059" height="1500">Sacrifice, An Act of Permanence,</i> 2023
©Jonathan Zawada — Jonathan Zawada, *Sacrifice, An Act of Permanence,* 2023
©Jonathan Zawada

AIやメタバース、ビッグデータといったテクノロジーが、衣食住を含めた人々の日常生活にいかにして影響を与え、どのように組み込まれてゆくのかを、アーティストや建築家、科学者、プログラマーなどの領域横断的な視点から紹介してゆく。

Tomihiro Kono, <i width="1500" height="1456">AR Effect: Wig Transformation 1,</i> 2020
© Tomihiro Kono & konomad — Tomihiro Kono, *AR Effect: Wig Transformation 1,* 2020
© Tomihiro Kono & konomad

たとえば、「着る Digital/Outfit」の章では、テクノロジーと装いに着目。ファッションブランドのアンリアレイジ(ANREALAGE)に加えて、デジタルテクノロジーに基づくデザインなどを手がけるハトラ(HATRA)、AIを用いたデジタル作品や彫刻を制作する現代美術家・岸裕真、さらにビョークやNew Jeansなどのアーティストにウィッグを提供しているウィッグ・アーティスト河野富広が出品する。

展覧会概要

特別展「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ─次のインターフェースへ」
会期：2023年10月7日(土)〜2024年3月17日(日)
会場：金沢21世紀美術館展示室7〜14、長期インスタレーションルーム、デザインギャラリーほか
住所：石川県金沢市広坂1-2-1
開場時間：10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※当日窓口販売は閉場30分前まで
休場日：月曜日(10月9日(月・祝)・30日(月)、1月8日(月・祝)、2月12日(月・振)は開場)、 10月10日(火)・31日(火)、12月29日(金)〜1月1日(月・祝)、1月4日(木)・9日(火)、2月13日(火)
観覧料：一般 1,200円(1,000円)、大学生 800円(600円)、小学・中学・高校生 400円(300円)、65歳以上 1,000円
※( )内は団体料金(20名以上)及びウェブチケット料金
※入場当日にかぎり、「コレクション展1 それは知っている：形が精神になるとき」(11月5日(日)まで)、「コレクション展2 電気-音」(11月18日(土)から)にも入場可
※日時指定ウェブチケットは、9月1日(金)10:00より、美術館ウェブサイトにて販売(詳細については美術館ウェブサイトを参照)

【問い合わせ先】
金沢21世紀美術館
TEL：076-220-2800