展覧会「ボテロ展 ふくよかな魔法」が、京都市京セラ美術館にて2022年10月8日(土)から12月11日(日)まで開催される。先に東京、名古屋でも開催された巡回展だ。

フェルナンド・ボテロ、日本で26年ぶり大規模展

「ボテロ展 ふくよかな魔法」は、“南米のピカソ”と称されるコロンビア出身の芸術家、フェルナンド・ボテロの大規模展。日本では26年ぶりの開催となる。

>>詳細はこちら

ふくよかに“膨張”した人物、動物、果物

1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家の1人に数えられるボテロは、モチーフを膨張させたふくよかなフォルムと鮮やかな色彩を特徴とする画家。人物、動物をふくよかに描く他、果物も熟れきっているかのように膨らみ、楽器、日用品、花などもボリュームを持たせて描かれている。

ボリュームを与えられたモチーフは、それぞれ官能やユーモア、アイロニーなど複雑な意味合いを含んでおり、独特の余韻とともに様々な感覚に力強い訴えを投げかけてくる。

「ボテリズム」を感じられる油彩・水彩など70点

会場には、ボテロ本人の監修のもと、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点が集結。花や楽器、オレンジなどの静物画から、マリー＝アントワネット、モナ・リザなどの古典の名画を題材とした作品に至るまで、多彩な作品の数々からふっくらとフォルムを誇張して表現する“ボテリズム”の魅力を見て取ることができるだろう。

伊東健人が音声ガイドに

なお、本展の音声ガイドのナレーターを務めるのは、アニメの声優や映画の吹き替えなどで活躍する伊東健人。オフィシャルサポーターを務める7人組ダンス＆ボーカルグループ「BE:FIRST」とともに、ボテロ展の魅力を伝えていく。

【詳細】
ボテロ展 ふくよかな魔法
開催期間：2022年10月8日(土)～12月11日(日)
会場：京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階
住所：京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間：10:00～18:00 ※入場は閉館30分前まで
休館日：月曜日 ※10月10日(月・祝)は開館
料金：
・［前売・団体券］一般・大学生／1,600円、中学・高校生／ 1,100円
・［当日券(平日)］一般・大学生／1,700円、中学・高校生／ 1,200円
・［当日券(土日祝)］一般・大学生／1,800円、中学・高校生／ 1,300円
※学生料金で入場の際には学生証の提示が必要
※本券の変更・払戻・再発行・転売不可
※団体は20名以上 ※小学生以下無料
プレイガイド：ローチケ(Lコード：54968)、イープラス、セブンチケット(セブンコード：096-954)、楽天チケット、チケットぴあ(Pコード：686-196)、CNプレイガイド(受付電話：0570-08-9999／10:00～18:00オペレーター対応)、アソビュー！

【問い合わせ先】
キョードーインフォメーション
TEL：0570-200-888(月～土 11:00～16:00 ※日・祝休み)