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19:00 夕食は台湾食材と日本の調理法が融合したコース料理
2日目の夕食は、コース料理をセレクト。今回食したのは、2020年3月31日(火)までの期間限定で提供されるメニュー。蝶鮫(ちょうざめ)や、山伏茸(やまぶしだけ)、台湾キヌアなど、台湾で親しまれている食材を使用した会席料理となっている。
メインとなるのは、「蝶鮫の南蛮漬け」「鮑 柔らか煮 肝ソース」「お造り」などを一皿に盛り付けた「宝楽盛(ほうらくもり)」。台中を取り囲む3つの山「梨山(リサン)」「獅頭山(シートウサン)」「八卦山(バーグァサン)」を表現したビジュアルも目を惹く。
5種類の茸が味わえる「旬魚と茸の壺蒸し」も注目の一品。山伏茸、あわび茸など5種類の茸を、のどぐろなどの魚と共に蒸しあげている。山伏茸は、中華の四大珍味として知られ、栄養が豊富で漢方にも使用される食材。蓋を開けると、温かな湯気とともに出汁と茸の香りが広がる。
「お豆腐の三彩(さんさい)田楽」には、弾力のある食感が特徴の板豆腐や、“穀物界のルビー”ともしょうされるプチプチとした食感の台湾キヌアを使用。台湾の漆職人が作った田楽箱に入れて提供される。台中は「台湾漆器産業の故郷」とされるほど、漆工芸が盛んな場所なんだとか。
＜夕食＞
時間：17:30〜19:30(最終入店)
場所：1階 ダイニング
料金：コース 3,800台湾ドル(約13,680円)※税・サービス料別
■台湾と日本の食文化が融合する、期間限定の献立
提供期間：2019年11月28日(木)〜2020年3月31日(火)
予約：公式サイトまたはフロントにて当日16:00までに予約
※仕入れ状況により期間・料理内容・食材の産地が一部変更になる場合がある。
4:00 帰路へ
帰りも「星のやグーグァン」の送迎サービスを利用して台中国際空港へ向かい、「マンダリン航空」(7:30台中発、11:30成田着の便)で成田空港へ。出発はやや早いが午前中には日本に到着するので、その後のスケジュールも組みやすい。休みが取りにくいという人は、午後出勤も可能な時間帯だろう。
もう1日宿泊するなら、施設内で贅沢な時間を過ごすのはもちろん、「星のやグーグァン」の周辺へ散策にでかけるのもおすすめ。標高3,000メートル級の山々が連なる台湾中央山脈の麓にある谷關は、今もなおダイナミックな自然が残っている場所だ。さらに足を延ばして、車で1時間半ほどの台中市内観光を楽しむのも良いかもしれない。
吊り橋
谷關温泉のシンボルとも言えるのが、大甲渓にかかる「サオライ吊橋」と「谷關吊橋」。河川が浸食した山谷を望みながら、心地よい風を感じることができる。
アクセス：谷關吊橋 施設より徒歩5分、サオライ吊橋 施設から谷關吊橋経由で徒歩12分
谷關古靈寺
1898年に建立された煌びやかな装飾が美しい寺。地元の人々からの信仰も篤い。
アクセス：施設より谷關吊橋経由で徒歩約5分
サオライ歩道
「サオライ歩道」は全長1,300メートル、90分ほどのトレッキングコース。春には桜、秋には紅葉が楽しめる。途中の展望台からは谷關の自然を一望することも可能だ。歩きやすい靴での散策がおすすめ。
アクセス：施設より谷關吊橋経由で徒歩約10分
