【宿泊記】「星のやグーグァン」台湾・台中の“ラグジュアリー温泉リゾート”2泊3日を体験レポート

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一方、森の奥に向かって蛇行していく河川をイメージしてデザインされた露天風呂には、多種多様な植物も生い茂っており、谷關の自然を身近に感じる開放的な空間だ。鮮やかな花々や紅葉など、四季によって移り変わる季節を愛でながら、湯浴みを楽しむことができる。

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台湾と言えば水着を着用した男女混浴が一般的だが、「星のやグーグァン」では日本と同様の方式で入浴できるので安心だ。

18:30 気持ちの良い風が吹き抜ける「風の間」へ
湯上りのひと時を過ごすのにおすすめなのが、4階の「風の間」だ。心地良い風が通り抜けるように設計された空間となっている。無造作に置かれた椅子に座り、谷關の山々を眺めながらゆったりとした時間を過ごした。

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19:00 夕食は台湾食材と日本の調理法が融合したコース料理
2日目の夕食は、コース料理をセレクト。今回食したのは、2020年3月31日(火)までの期間限定で提供されるメニュー。蝶鮫(ちょうざめ)や、山伏茸(やまぶしだけ)、台湾キヌアなど、台湾で親しまれている食材を使用した会席料理となっている。

＜夕食＞1階ダイニング
時間：17:30〜19:30(最終入店)
料金：コース 4,389台湾ドル(約21,067円)※税・サービス料込

メインとなるのは、「蝶鮫の南蛮漬け」「鮑柔らか煮肝ソース」「お造り」などを一皿に盛り付けた「宝楽盛(ほうらくもり)」。台中を取り囲む3つの山「梨山(リサン)」「獅頭山(シートウサン)」「八卦山(バーグァサン)」を表現したビジュアルも目を惹く。

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5種類の茸が味わえる「旬魚と茸の壺蒸し」も注目の一品。山伏茸、あわび茸など5種類の茸を、のどぐろなどの魚と共に蒸しあげている。山伏茸は、中華の四大珍味として知られ、栄養が豊富で漢方にも使用される食材。蓋を開けると、温かな湯気とともに出汁と茸の香りが広がる。

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「お豆腐の三彩(さんさい)田楽」には、弾力のある食感が特徴の板豆腐や、“穀物界のルビー”ともしょうされるプチプチとした食感の台湾キヌアを使用。台湾の漆職人が作った田楽箱に入れて提供される。台中は「台湾漆器産業の故郷」とされるほど、漆工芸が盛んな場所なんだとか。

宿泊記【3日目】台中市内観光 or 周辺散策？

日本人建築家の伊東豊雄が設計した台中国家歌劇院(台中メトロポリタンオペラハウス)

チェックアウトしたら台中を観光がおすすめ。「星のやグーグァン」から、台湾第二の都市である台中市内へは、車で1時半ほど。台中は若手クリエイターが集まる都市ともされており、市内にはおしゃれなリノベーションスポットや美術館、オペラハウスもある。台中グルメが楽しめる夜市にもぜひ足を運んで欲しい。

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＋1日の3泊4日宿泊プラン

もう1日宿泊するなら、施設内で贅沢な時間を過ごすのはもちろん、「星のやグーグァン」の周辺へ散策にでかけるのもおすすめ。標高3,000メートル級の山々が連なる台湾中央山脈の麓にある谷關は、今もなおダイナミックな自然が残っている場所だ。さらに足を延ばして、車で1時間半ほどの台中市内観光を楽しむのも良いかもしれない。