11:15 “食べるお茶”を楽しむ「谷茶の時間」
季節に合わせて、谷關の食文化にちなんだ「星のやグーグァン」オリジナルスイーツを提供する「谷茶の時間」も人気コンテンツの1つ。今回は、中国からの移民である客家(ハッカ)が、客人をもてなす際に振舞うお茶「摺茶(れいちゃ)」を味わうことができた。
「摺茶」は滋養強壮に効くとされており、三国時代にも飲まれていたとのこと。緑茶、ゴマ、ピーナッツなど20種類の材料をすり鉢ですり潰して作るお茶だ。レクチャーを受けながら、実際に「摺茶」作りを体験することもできる。出来上がったお茶は優しい甘みと、とろりとしたのど越しが特徴で、満足感のある一杯。“食べるお茶”とも呼ばれていると聞いて納得。
12:30 「ウォーターガーデン」を眺めながら昼食
昼食の献立は、天ぷらと焼鮭を中心とした特製昼御膳。「ダイニング」はガラス張りとなっており、先ほど散策した「ウォーターガーデン」が一望できる設計。美しい風景を眺めながら食事を楽しむことができる。
<昼食>
時間:12:00〜14:00(最終入店)
場所:1階 ダイニング
料金:1,365台湾ドル(約4,914円)
※価格は税込。サービス料10%別途。※事前予約不要。
13:30 お土産ショップをチェック
1階「ライブラリーラウンジ」の隣に設置されたお土産ショップでは、館内で使用しているオリジナルグッズや、「星のやグーグァン」がセレクトした台中の銘品を購入することができる。日本人には高山茶や、ドライフルーツが人気とのこと。
14:00 「ガゼボ」でまどろむ贅沢な時間
プールサイドに設置されたガゼボ(東屋)で一休み。無料の飲み物も用意されており、樹々を通り抜ける風を感じながらまどろむ時間は格別だ。ガゼボはゆったりとした設計になっているため、複数名で座ることができるスペースが確保されている。居合わせた家族連れは、寝そべりながら読書を楽しんでいた。
森の中を泳いでいるような感覚で水浴びができるという、湧き水を活用した大きなプールも「星のやグーグァン」の魅力の1つ。肌寒い季節のため入水は断念したが、今後は秋冬シーズンでも温水プールとして楽しめるようになるらしい。
16:30 入浴中にできるストレッチを学ぶ「温泉の時間」
「温泉の時間」と称したアクティビティでは、「星のやグーグァン」の温泉達人から、入浴中にできるストレッチを学ぶことが可能。また、入浴前後の体に合わせた3種類の養生茶を味わうこともできる。
17:00 檜が香る内湯&開放的な露天風呂を備えた「大浴場」へ
「温泉の時間」で、入浴前のお茶を飲んでから大浴場へ。大浴場は、日本的な内湯と、独創的なデザインの露天風呂、サウナで構成されている。檜の香りに包まれた内湯は肩まで浸かれるほどの深さがあり、浴槽脇に設置された椅子に座って入浴するというスタイル。