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福士蒼汰にインタビュー - “好きになること”、それが演じる第1歩

2018年には『曇天に笑う』『ラプラスの魔女』『BLEACH』『旅猫レポート』と注目・主演作が立て続けに公開された福士蒼汰。2019年6月には、『ザ・ファブル』が公開、さらに2020年には「カイジ」映画シリーズの最終章となる『カイジ ファイナルゲーム』への出演も決定している。まさに成長目覚ましい、若手俳優の筆頭だ。

福士の俳優デビューは2011年。同年9月には『仮面ライダーフォーゼ』で主役に抜擢された。3年後の『神さまの言うとおり』で主演を務め、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。若手ながらも、数多くの作品に出演し、青春ラブストーリーの爽やかな主人公から超絶アクションで魅せる刀を握った主人公まで、幅広い役をこなしている。特に近年は、ラブストーリー作品のイメージとは異なり、アクション作品への出演も増えてきた印象だ。

今回は、そんな福士蒼汰にインタビューを実施。今までの歩みを含め、自身の俳優業についてうかがった。

アクション作品の面白さを知ったデビュー作

これまで多くの作品に出演されている中、最新作の『ザ・ファブル』もそうですが、最近は、アクション作品への出演回数が増えていますね。何か意識的な変化はありますか。

いえ、全くないです。自分はいただいた役にその都度精一杯取り組んでいます。

これまで出演されたの作品の中で、一番心に残っている作品は何でしょうか。

どれも心に残っている作品なので、選ぶのが難しいですが‥‥(笑)。でもやっぱり「仮面ライダー」でしょうか。

(撮影のはじまる)4ヶ月前ぐらいに芸能活動をスタートして、いきなり主役として起用していただき、やることすべてが初めての作品でした。アクションはもちろん、アフレコもあって、CGもあって、さらに撮影外では、子供たちとそのお母さんたちを迎えるイベントもあって。「ジークンドー」という武術を知ったのもその時がきっかけで、「仮面ライダー」で得たもの、学んだものは数えきれません。

その経験は今に繋がっていますか。

「仮面ライダー」が、自分のアクション作品出演のきっかけで、「仮面ライダー」をしていなかったら、今の自分はアクション作品をできるタイプの役者になっていなかったかもしれないです。

改めて考えれば、スタートが「仮面ライダー」だったからこそ、アクション作品に対して「あ、これ好きかも」と、感じられているのだと思っています。主役であったというのも自分の中で大きかったと思います。

映画『BLEACH』より
©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会
映画『BLEACH』より
©久保帯人/集英社 ©2018 映画「BLEACH」製作委員会

ラブストーリーやミステリーと違って、アクション作品をする上で難しいと感じることはありますか。

アクションと芝居が一緒になった瞬間に本当の面白さが見えてくるので、常に2つの両立は考えています。そして、それがアクション作品の楽しくも難しいところです。

アクションシーンはやらなければいけないことが多くて、どうしても演技が薄くなってしまい、勢いだけになりがちです。でも、そうなるとお芝居じゃなくなってしまうんです。身体の動きで迫力をだしながら、感情を乗せていく、あるいは激しいアクションとアクションの合間のわずかなシーンで、表情やしぐさを変えて演技に厚みを持たせることが目標だと思っています。

“好きになること”、それが演じる第1歩

役者として常に心がけていることはありますか?

ひとつに絞るのが難しいですが、自分が演じる役を愛せて、作品を愛せることは大切だと思います。

今まで、幸せなことに愛せるキャラクターや作品ばかりやらせてもらえているのですが、もし万が一愛せないものに出会ったとしたら、気持ちを乗せるのに苦労すると思います。

それは、もともと“好き”だからなのでしょうか。それとも、演じている中でだんだんと“好き”になるものなのですか。

自分の場合は、役に対して向き合って、知って、“好き”になっていくのかなと。

映画『旅猫リポート』より
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社
映画『旅猫リポート』より
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社

知っていくことで“好き”になるって、とても素敵ですね。

どんなことでも自分が嫌いなコトって、知らない事実があるから苦手とか難しいとか、マイナスな感情を持ってしまうのかなと思うんです。

例えば、何かを嫌いと感じた時に「なんで自分はそれが嫌いなんだろう?」と一度考えてみるんです。情報をきちんと自分から得る努力をして、あらゆる事実を知っていけば、その感情は解消されていくようにも思います。

芝居であれば原作を読んだり、いただいた脚本を読んだりする中、その人物を分かろうとしないといけないですから。自分の想像を掛け合わせながら、演じるキャラクターを体現して、事実を固めていくことが大切だと思っています。

映画『ザ・ファブル』より
©2019「ザ・ファブル」製作委員会
映画『ザ・ファブル』より
©2019「ザ・ファブル」製作委員会

『ザ・ファブル』で演じたフードも、最初は難しいと感じていましたが、最終的には、もうちょっとやっていたいなと思ったぐらいです。自分は、物事に対して思い悩むことが少ないタイプなのですが、「よし、これはこうだ、やっちゃおうぜ!」みたいな、彼の楽観的で勢いがある部分は、通じることがあるんじゃないかと共通点を見つけたりもできました。

今後やりたい作品のジャンル・役柄はありますか?

ジャンル問わずどんな作品でも、自分が面白いと感じられればいいなと思いますし、演じる役に対しても、自分が面白いと感じられるかどうかが大切だと思っています。それこそ、どんな作品だって、役だって知れば“好き”になるかもしれないですから。

福士蒼汰にとってのファッション

2019年1月には、パリで開催されたディオールのショーにも出席し、爽やかな白いコートとスラックスに身を包んでいた福士。最後に、ファッションについても話を聞いた。

普段どのようなお洋服を着られるのですか?

堅苦しいのはあまり好きではないのですが、綺麗目な雰囲気は好きですね。合わせるときの、バランスは大切にしていて、全部細身とかは絶対なくて、上下で緩急つけるようにしています。それから足元は、ブーツが多いでしょうか…あとは、あの星の靴(笑)。

星の靴?コンバースですか?

そうそう!コンバースです(笑)。実は、あんまりファッションブランドに詳しくなくて、ほぼ自分から買いにいくこともないので、いつもスタイリストさんに持ってきていただいた服を買う、みたいな感じです。どさっと買って、今週は「これ着まーす!」って決めたらそれで着まわしています(笑)。

ディオール 2019 メンズ ウィンター コレクション ショー会場にて
Photo:GETTY IMAGES
ディオール 2019 メンズ ウィンター コレクション ショー会場にて
Photo:GETTY IMAGES

そんな中でも最近のお気に入りのブランドはありますか?

オーラリーとかN.ハリウッドでしょうか。あとは、1月パリのショーに出席させていただいたディオール(DIOR)。あのショーは、ファッション関係のお仕事をさせていただくことがこれまで全くなかった自分にとって、とても貴重な体験でした。

Photos(3枚)

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