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人気漫画『ザ・ファブル』映画化、岡田准一が“伝説の殺し屋”に - 敵役を演じた福士蒼汰にインタビュー

週刊ヤングマガジンの人気コミック『ザ・ファブル』が、岡田准一主演で実写映画化。2019年6月21日(金)に全国の劇場で公開される。

“伝説の殺し屋”ファブルがアクション&エンターテイメント満載でスクリーンへ

タイトルにある“ファブル”は主人公の名前。素性も名前も一切明かしていないが、“伝説の殺し屋”と称されている。そんな彼が、ボスから受けた命令は、「普通の一般人として暮らすこと」。佐藤アキラという偽名を使い、その指令のもと、命を狙われながらもプロとして普通になることを志す。

漫画『ザ・ファブル』は、そんな凄腕の殺し屋“ファブル”ことアキラの1年間の危険な休業生活を描いた物語だ。週刊ヤングマガジンで連載中のコミック。単行本累計部数280万部突破、2017年度講談社漫画賞<一般部門>を受賞するなど、人気を博している。

岡田准一が“伝説の殺し屋”に

岡田准一 インタビュー|写真1

「どんな相手も6秒以内に殺す」という伝説の殺し屋、主人公のファブル(=佐藤アキラ役)は岡田准一。『海賊とよばれた男』『散り椿』『来る』など数々の作品で活躍する岡田が、初の殺し屋役に挑む。佐藤アキラという偽名を使い、時給800円のアルバイトをしながら街に溶け込もうとする伝説の殺し屋を、迫力抜群のアクション満載で演じ切る。

岡田准一 インタビュー|写真7

その一方、ペットのインコと戯れる姿や、お笑い芸人のジャッカル富岡が大好きという、時折見せるコミカルな演技にも注目だ。

木村文乃&佐藤浩市らも出演、ファブルを取り巻く主要人物

岡田准一演じるファブルをとりまく人々にも豪華キャストが起用されている。

岡田准一 インタビュー|写真2

木村文乃 - ファブルの相棒・ヨウコ。お酒を愛すキュートなファブルの相棒。美しい見た目とは裏腹の最強の殺しスキルと記憶力をもつ。

山本美月 - アキラ(ファブル)が初めて出会う一般人の女性、ミサキ。父の借金返済と母親のためにバイトを掛け持ちする苦労人。

福士蒼汰 - ファブルを狙う殺し屋・フード。“渋谷系ゆとり世代”のヒットマン。

佐藤浩市 - ファブルを幼い頃から指導し、プロの殺し屋に育てあげたボス。真黒カンパニーと取引があり、ファブルの世話を依頼する。

ファブルを狙うフード役、福士蒼汰にインタビュー

岡田准一 インタビュー|写真23

『ザ・ファブル』では、ファブルを狙う人々が多く登場する。そのなかでも、執拗にファブルを狙い、彼に歪んだ憧れの念を持っているのが福士蒼汰演じるフードだ。狂気的な感情を持ったヒットマンという、福士自身のこれまでの出演作にはあまりなかった役柄。どのような気持ちで挑み、演じたのかをうかがった。

「フード」は、どのようなキャラでしょう?

フードは、闘いに関しての “ラスボス的”な存在で、岡田さんが演じるファブル(アキラ)の真逆にいるべき人間です。

真逆というのは?

ファブルは、「殺し屋」を仕事として捉えていますし、そこに信念がある人です。だからこそ、人を殺してはいけないという命令も忠実に受け止めています。でも、フードの場合は、「殺し屋」を仕事と思わず、一種のゲームのように思っています。「殺し屋」という仕事に対して、ファブルにはヘビーな考えがある一方で、フードはとてもライトな考えを持っているんです。

岡田准一 インタビュー|写真16

演じる上で難しかったことはありますか。

2人にギャップを作るための“ライトさ”を出すことがとても難しかったです。

どんな物語に登場する悪役でも、1人の人間としての深みはあるもので、人間性を掘っていけば魅力的に見えていくものです。自分自身も、過去に“悪”を演じたことはありますが、『無限の住人』で演じた天津は、信念があって、見方を変えればヒーローになりうるような人物でしたし、『ラプラスの魔女』で演じた甘粕謙人も、悲しみ、裏切りに対しての復讐、憎悪のように渦巻く感情があって、人間くささを感じられる人物でした。

フードの場合は、逆にそういった奥深さがあってはいけない。というよりも、それがないのがフードらしさ。今まで自分が演じたことのない悪役でした。

キャラクターをリアルにするために、取り組まれていたことはありますか。

フードは、人物像を思い描くための根本的な情報量が少なくて、そもそもの素性を捉えることにも難しさがあって。でも、ファブルの人物像がとてもはっきりしていたので、“その真逆にいるのはどうしたらいいか”を考えてみました。あとは、自分の空想で人物像を固めていきました。

岡田准一 インタビュー|写真4

今回はアクションシーンも見どころのひとつです。アクションに関しては、何か事前に取り組まれていたのでしょうか。

撮影事前に数日間のアクション稽古があり、アクション監督のアラン・フィグラルズのもと、主に銃の扱い方を教えてもらいました。シーンとしては短かったのですが、自分にとって短銃を使うアクションは初めてだったので、その稽古はとても勉強になりました。

『無限の住人』、『曇天に笑う』、『ブリーチ』など、最近の福士さんは、剣を使うアクションシーンが多かったですよね。剣から銃になった今回、違いはありましたか。

見た目にもそうですが、剣と違って対峙する相手と距離があることが一番大きな違いでした。そして、銃を使う上での難しさでもありました。

剣であれば、自分が相手の刀を止めれば、あちらも静止しますが、銃の場合は、相手との距離があるから、弾をよけられたのか、あたったのかも分かりづらいんです。逆に言えば、当たった芝居をすれば当たったことになりますし、何もしなければ当たっていないことになります。

指を動かすだけで、扱いは剣よりも簡単なのに、逆に演技にすると難しくなるんです。

岡田准一 インタビュー|写真9

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