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展覧会「説明しにくいこともある」東京・西新宿で開催 - 百聞は一見に如かず、シュールな映像作品

展覧会「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」が、東京・西新宿のNTTインターコミュニケーション・センターで開催される。会期は2015年11月21日(土)から2016年2月21日(日)まで。

展覧会「説明しにくいこともある」東京・西新宿で開催 - 百聞は一見に如かず、シュールな映像作品 | 写真
《100回の落下》2013年

イギリスを拠点に、パフォーマンスやアニメーション、建築的なセットやさまざまな装置などの要素を取り入れた映像作品を共同で制作するジョン・ウッド&ポール・ハリソン。作品は非常にユニークで、近年では、イギリス国内外で大規模な個展が開かれるなど、人気と評価を高めているアーティストだ。

シンプルなアイディアながら、意外性やメッセージ性を含んだ、彼らの作品。二人の人物が、マシンから発射されるテニスボールを避けようとする『二人三脚』や、空中に浮く椅子のアニメーション作品『グレーの椅子』など、独自の視点が光るものばかりだ。

展覧会のタイトルで「説明しにくいこともある」とある通り、彼らの作品は起こっている事実として認識する以外に、表現することが難しい。アイデアを具現化する工程で繰り替えした実験的な作業が「結果が予想できないこと」を生み出し、それゆえただ一回の事実が、ありえないこと、奇跡のように思える。

展覧会「説明しにくいこともある」東京・西新宿で開催 - 百聞は一見に如かず、シュールな映像作品 | 写真 展覧会「説明しにくいこともある」東京・西新宿で開催 - 百聞は一見に如かず、シュールな映像作品 | 写真
左)《高層ビル》2011年、右)《26(ドローイングと落下物)》2001年

削ぎ落とされたシャープなアイデアでありながら、様々なバックグラウンドを感じさせる、ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの作品を、ぜひ確かめてみて。

【展覧会概要】
ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある
会期:2015年11月21日(土)〜2016年2月21日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
開館時間:11:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日 (月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12/28〜1/4)、保守点検日(2/14)
入場料:一般・大学生500(400)円、高校生以下無料
※括弧内は15名様以上の団体料金

【問い合わせ先】
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
TEL:0120-144199(フリーダイヤル)

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