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民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で

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滋賀県立陶芸の森では、特別展「民藝から関係へ—コミュニティデザインの視点から—」を、2025年7月19日(土)から9月28日(日)まで開催する。

地域や社会と紡ぐ関係性

河井寛次郎 《三色打薬双頭扁壺》 1961年 河井寛次郎記念館蔵
河井寛次郎 《三色打薬双頭扁壺》 1961年 河井寛次郎記念館蔵

無名の作り手による日用品に美を見出すことを説いた「民藝運動」。その中心メンバーのひとりである陶芸家・河井寛次郎(かわい かんじろう)は、民藝の思想を礎に、新たな表現を切り拓いた。第二次世界大戦後、当時の京都では、四耕会や走泥社などによる前衛陶芸の動きが活発化するなど、さまざまな価値観が併存していた。また、1990年代以降には、非日常的な出会いなどを契機に、関係性に着目した制作が模索されている。

八木一夫 《ザムザ氏の散歩》 1954年 京都国立近代美術館蔵
八木一夫 《ザムザ氏の散歩》 1954年 京都国立近代美術館蔵

特別展「民藝から関係へ—コミュニティデザインの視点から—」は、地域と社会に育まれる関係性に光を当てつつ、近代から現代にかけての陶芸の展開を紹介する展覧会。滋賀の地で生まれた信楽焼を起点に、河井寛次郎の《三色打薬双頭扁壺》や《辰砂貼文扁壺》、走泥社に参加した八木一夫による《ザムザ氏の散歩》、そして現代の陶芸まで、その軌跡を再考してゆく。

展覧会概要

滋賀県立陶芸の森開設35周年記念 特別展「民藝から関係へ—コミュニティデザインの視点から—」
会期:2025年7月19日(土)~9月28日(日)
会場:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)
観覧料:一般 900円(720円)、大学生 720円(570円)、高校生以下 無料
※( )内は20人以上の団体料金

【問い合わせ先】
滋賀県立陶芸の森
TEL:0748-83-0909

Photos(12枚)

民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真1 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真2 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真3 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真4 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真5 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真6 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真7 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真8 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真9 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真10 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真11 民藝から前衛陶芸、現代まで“関係性”に着目して陶芸を紹介する展覧会「民藝から関係へ」滋賀で|写真12

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