星野リゾート「界」群馬・草津温泉に開業、温泉街に”簡単アクセス”宿泊者専用トンネル
星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の新施設「界 草津」が、群馬県・草津温泉に2026年6月7日(日)に開業する。
星野リゾートの温泉旅館「界」が草津温泉に
“王道なのに、あたらしい。”をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしでゲストを迎える、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」。地域の伝統文化や工芸を体験できる“ご当地楽”や、地域の文化に触れる客室“ご当地部屋”を特徴としている。そんな、全国に23施設を展開する「界」の新施設が、「界 草津」として群馬県・草津温泉に進出を果たす。
自然&歴史ある温泉街を楽しむ「界 草津」
「界 草津」が建つのは、草津のシンボルのひとつ、草津白根山を望む高台だ。 “トンネルがつなぐ木立の湯宿と温泉街”をコンセプトにしており、豊かな自然に囲まれる敷地内に、草津温泉街に簡単にアクセスできる宿泊者専用のトンネルを設置。広大な自然を楽しむ静謐な温泉宿と、活気あふれる草津温泉街の異なる2つの表情を楽しめるようになる。
トンネルを抜けた先は、大露天風呂を有する西の河原公園横。湯畑エリアまで徒歩5分ほどなので、観光にも最適だ。
ご当地部屋「シルクアートの間」
客室の注目は、ゆったりと部屋の中でくつろぎながら地域の文化に浸ることのできる「ご当地部屋」。「界 草津」では、かつて養蚕が盛んだった群馬の歴史にちなみ、「シルクアートの間」を用意する。壁面には、雄大な山並みを背景に湯けむりが立ち上る草津の情景を表現した、布のアートを装飾。また、ランプシェードには絹糸や繭の素材を採用していたり、クッションは草津の高原植物をイメージしていたりと、草津ならではの意匠が随所に散りばめられている。
なお、部屋の中の布の装飾は、テキスタイルデザイナーの須藤玲子が手がけたものだ。
散歩にぴったりの中庭
四季折々の情景を望める宿泊棟の目の前には、中庭が広がるのもポイント。その中庭には、湯小屋棟、ラウンジ棟、ご当地楽専用の棟などが点在するので、中庭での散歩も楽しみつつそれぞれの棟を訪れてみて。
個性の異なる2種類の湯を楽しむ大浴場
大きな窓のある開放的な大浴場では、草津温泉の個性の異なる2つの酸性泉を楽しめる。高温で強酸性を特徴とした草津温泉の定番「万代鉱(ばんだいこう)源泉」と、限られた施設でのみ入ることのできるやや穏やかな酸性の「西の河原(さいのかわら)源泉」の2種類だ。内湯には3つの浴槽が設けられており、泉質の異なる湯を異なる温度で楽しむ“湯めぐり”のような体験をすることができる。
会席料理or蕎麦割烹から選べる夕食
「界 草津」での夕食は、ゆったりと楽しむ会席料理とカジュアルな蕎麦割烹の2通りから、滞在スタイルに合わせてセレクトが可能だ。半個室のプライベート空間で食事を提供する「上州豊伝(ほうでん)会席」では、群馬の食の魅力を堪能できる会席料理を用意。丸ごと煮込んだ鶏もも肉や群馬名産のほうれん草を出汁とともに味わう「上州常夜鍋」をメインに、様々な料理が並ぶ。
一方、「蕎麦割烹 SAI(さい)」では、こだわりの十割蕎麦や一品料理を提供。蕎麦つゆには、鰹、昆布、干し椎茸から引いた味わい深い三段つゆが用いられている。地元の日本酒やクラフトビール、ナチュラルワインも充実しており、料理とのマリアージュを楽しめる。
【詳細】
「界 草津」
開業日:2026年6月7日(日)
予約開始日:2025年10月23日(木)予定
客室数:94室
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根464-690
付帯施設:フロント、ショップ、スキーロッカー、食事処、湯小屋棟、ラウンジ棟、ご当地楽棟、中庭、ドッグラン、トンネル、蕎麦割烹
料金:46,000円~(2名1室利用時1名あたり、サービス料込、夕朝食付)
【問い合わせ先】
界予約センター
TEL:050-3134-8092
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