沖縄本島の西約30〜40kmに位置する慶良間(けらま)諸島は、サンゴ礁に囲まれた美しい群島。透明度が高く、沖に向かって鮮やかに変わるグラデーションの海は“ケラマブルー”と称され、世界的にも知られており、ダイバーはもちろん、欧米を中心とした海外からの旅行者にも注目される存在になっている。
メインとなる3つの島、渡嘉敷・座間味・阿嘉は、那覇からの日帰り旅行も可能で、ビーチアクティビティやシュノーケリング、冬季のホエールウォッチングまで、気軽にさまざまな体験ができる点が魅力となっている。那覇の泊港(とまりん)から高速船で約40〜70分、フェリーで1.5-2時間でアクセス可能だ。
メジャービーチに共通する特徴は、透明度の高さはもちろん、
・遠浅で沖に行くほどサンゴが点在、シュノーケルしやすい。
・海開き期間は監視員も見てくれている。
・トイレ・シャワー・レンタル、売店系が近くにある。
・比較的アクセスしやすい
と初心者にぴったり、ファミリーでも安心。
阿嘉島を代表する白砂の遠浅ビーチで”ケラマブルー”の代表格。圧倒的な透明度の高さで、ビーチ遊びからシュノーケルなど幅広く楽しめる。
慶良間でも”最も美しいのでは?”と語られることが多く、約1kmの浜からケラマブルーを楽しめる。遊泳エリアやレンタルなど設備も整う。
座間味で最もメジャーかつ人気のビーチ。明るい砂地で波が穏やかなため、海水浴や軽いシュノーケルの定番スポット。夏季は更衣室・シャワー・売店・パラソルなどが利用可能だ。
港から20分ほどなので歩いても行けるが、バス、自転車、バイク、車など移動手段を見つけた方が便利。
穏やかな湾に面し、白い砂浜に遠浅の海が広がる。ウミガメの回遊で知られるビーチだ。干満で透明度や見え方が変わるため、満潮前後が狙い目。のんびり滞在やサップ(SUP)、浜近くの草海域でのシュノーケル拠点としても人気が高い。