沖縄本島の西約30〜40kmに位置する慶良間諸島は、サンゴ礁に囲まれた美しい群島。諸島の海は、透明度が高く、沖に向かって薄い水色から鮮やかなコバルトに変わるグラデーションが特徴で“ケラマブルー”と称されている。
そんな慶良間諸島の中心的な存在が、座間味だ。港からほど近い古座間味ビーチや阿真ビーチでは、透き通った“ケラマブルー”の海と白い砂浜が出迎えてくれる。穏やかなサンゴ礁の入り江や遠浅の砂地が広がるロケーションが魅力だ。
周囲には安慶名敷島、嘉比島、安室島といった小さな島々が点在し、ボートでアクセスすると、秘境感を味わえる。シュノーケルはもちろん、のんびりとした海遊びまで多彩な楽しみ方ができる。
島全体がコンパクトにまとまっており、美しい景観が凝縮されているため、慶良間諸島を初めて訪れる人にもぴったり。那覇からの日帰りもOK、慶良間諸島の中では計画が立てやすい街でもある。
座間味島は、那覇の泊港(とまりん)から高速船で約70分、フェリーで2時間でアクセス可能だ。那覇・泊港から日帰りでアクセスできる。
まず2つの代表的なビーチ「古座間味ビーチ」「阿真ビーチ」を紹介。どちらも遠浅で波も穏やかなので、初心者でも安心して海水浴やシュノーケリングを楽しめる。また、海開きのシーズンには監視員が常駐しているため安全面も心強い。トイレ・シャワー・売店も揃い、利便性が高いのも魅力だ。アクセスしやすく、初めて座間味を訪れる人にもおすすめ。
座間味で最もメジャーかつ人気のビーチ。透明度が高く岸近くでも魚影が分かるほど。真っ白な明るい砂地で海況が安定し、海水浴や軽いシュノーケルも楽しめる。白くきめの細かいコーラルサンドなので子供にも優しく、安心して砂浜も歩ける。
夏季はシュノーケルグッズ・パラソルなどのレンタルが利用可能。港から20分ほどなので歩いても行くことができるが、バス、自転車、バイク、車など移動手段を見つけた方が便利だ。
穏やかな湾に面し、白い砂浜に遠浅の海が広がる阿真ビーチ。ウミガメが海草を食べに来ることでも知られる。干満で透明度や見え方が変わるり、干潮時はかなり浅くなるため、満潮前後が狙い目だ。のんびり滞在やサップ(SUP)、浜近くの草海域でのシュノーケル拠点として人気。