東京国立近代美術館では、所蔵作品展「MOMATコレクション」を、2025年7月15日(火)から10月26日(日)まで開催する。
近代から現代にいたる日本美術の展開を、海外の作品も交えつつ紹介する、東京国立近代美術館の「MOMATコレクション」展。今期は、廃物を用いたジャンク・アート、消費社会と結びついたポップ・アートに着目する「ジャンクとポップ」や、現代韓国美術を代表する作家を紹介する「コレクションにみる日韓」といった展示を開催する。
「ジャンクとポップ」は、第二次世界大戦後のアメリカ美術を代表する作家、ロバート・ラウシェンバーグの生誕100周年を記念して開催される展示。廃材を組み合わせたラウシェンバーグの《ポテト・バッズ》を公開するほか、大竹伸朗の大作《残景 0》や代表作《ニューシャネル》、新たに収蔵された日比野克彦の段ボール製の作品などを紹介する。
一方、「コレクションにみる日韓」では、現代韓国の2人の作家、朴栖甫(パク・ソボ)とソン・ヌンギョンによる、新収蔵作品を紹介。韓国の単色画を代表する巨匠・朴栖甫がその作風を確立した時期の傑作《描法 No.2-74》を初公開するとともに、韓国におけるコンセプチュアル・アートの先駆者、ソン・ヌンギョンの《現場:オルシグ!》などを展示する。
所蔵作品展「MOMATコレクション」
会期:2025年7月15日(火)〜10月26日(日)
会場:東京国立近代美術館 所蔵品ギャラリー 4〜2F
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
開館時間:10:00〜17:00(金・土曜日は20:00閉館)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)、10月14日(火)
観覧料:一般 500円(400円)、大学生 250円(200円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下・18歳未満、65歳以上は無料
※金・土曜日の17:00以降は割引料金(一般 300円、大学生 150円)
※障害者手帳の提示者および付添者1名は無料
■同時期開催
企画展「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」
会期:2025年7月15日(火)〜10月26日(日)
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5541-8600