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英国ロイヤル・オペラの日本上演『リゴレット』『トゥーランドット』東京文化会館や神奈川県民ホールで

英国ロイヤル・オペラによる日本公演を実施。『リゴレット』を、2024年6月22日(土)・25日(火)に神奈川県民ホール、6月28日(金)・30日(日)に東京・NHKホールにて、また『トゥーランドット』を、6月23日(日)・26日(水)・29日(土)・7月2日(火)に東京文化会館にて開催する。

英国ロイヤル・オペラが来日

『リゴレット』
photo: Ellie Kurttz / ROH
『リゴレット』
photo: Ellie Kurttz / ROH

英国ロイヤル・オペラは、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、メトロポリタン歌劇場と並ぶ、世界の五大歌劇場と称されるオペラ・ハウス。1732年にイギリスのコヴェント・ガーデンに建てられ、ウィーンに次いで2番目に長い歴史を誇っている。

そんな英国ロイヤル・オペラが来日し上演するのは、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲による『リゴレット』と、ジャコモ・プッチーニ作曲による『トゥーランドット』だ。

『リゴレット』

『リゴレット』
photo: Ellie Kurttz / ROH
『リゴレット』
photo: Ellie Kurttz / ROH

ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した、全3幕で構成される『リゴレット』。1851年にヴェネツィア・フェニーチェ座で初演された、ヴェルディ16作目にして傑作オペラだ。題材として取り上げたのは、ヴィクトル・ユゴーの戯曲『王はお愉しみ』。公爵に仕える道化師のリゴレット、その娘ジルダ、富と権力をふりかざすマントヴァ公爵が織り成す愛の悲劇の物語となっている。登場人物それぞれが善悪含めた複雑な心を持ち、その揺れ動きをヴェルディの音楽によってより強く映し出している。

マントヴァ公爵が“美術と女性の蒐集家”であったことをドラマの根底に織り込んだ、オリヴァー・ミアーズによる演出で上演される。

『トゥーランドット』

『トゥーランドット』
photo: Tristram Kenton / ROH
『トゥーランドット』
photo: Tristram Kenton / ROH

一方の『トゥーランドット』は、ジャコモ・プッチーニによる最後の作品。中国・北京を舞台に、絶世の美女だが冷たい心の持ち主トゥーランドット姫をめぐる愛の物語だ。ヴェルディの『アイーダ』と同様に、音楽性に加えて、スペクタクル性やエンターテインメント性を備えた作品として人気を集めている。

『トゥーランドット』は、英国ロイヤル・オペラで上演された40年の間で、何度か演出がバージョンアップされているのも特徴。細部に至るまでのこだわりに加えて、新鮮さや鮮やかさをもたらす色彩、さらにスピーディになった力強い振付などが挙げられる。中でも印象的な変更点は、オペラの開演前にすでにカーテンが上がっており、深紅の吹き流しが滝のように下がっていることだろう。

『トゥーランドット』
photo: Tristram Kenton / ROH
『トゥーランドット』
photo: Tristram Kenton / ROH

演出は、かつての日本上演時にも演出を務めたアンドレイ・セルバンが担当。1986年の日本公演では、階段状の回廊、豪華な玉座に座った皇帝、豊かなイマジネーションをあらわす陰影に富んだ照明などで人気を博した。

音楽監督アントニオ・パッパーノが指揮

英国ロイヤル・オペラの日本上演『リゴレット』『トゥーランドット』東京文化会館や神奈川県民ホールで|写真7

2つの作品は、英国ロイヤル・オペラの音楽監督を歴代最長で務めているアントニオ・パッパーノによる指揮で上演。同歌劇場音楽監督の座を退くパッパーノが、自身の最後の公演で日本の観客に披露したいとこだわったのが、『リゴレット』だったという。パッパーノが絶対的な自信を誇る『リゴレット』、さらには『トゥーランドット』をオーケストラ・ピットで振ったのは2023年春が初めてにもかかわらず、その際「どの指揮者よりも優れている」と絶賛された『トゥーランドット』を目の当たりにできる。

開催概要

英国ロイヤル・オペラ 2024年日本公演
■『リゴレット』
指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:オリヴァー・ミアーズ
出演(予定):マントヴァ公爵/ハヴィエル・カマレナ、リゴレット/エティエンヌ・デュピュイ、ジルダ/ネイディーン・シエラ、ロイヤル・オペラ合唱団、ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
上演時間:約3時間(休憩1回含む)
神奈川県民ホール
住所:神奈川県横浜市中区山下町3-1
日時:2024年6月22日(土)15:00、6月25日(火)13:00
NHKホール
住所:東京都渋谷区神南2-2-1
日時:2024年6月28日(金)18:30、6月30日(日)15:00

■『トゥーランドット』
指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:アンドレイ・セルバン
出演(予定):トゥーランドット姫/ソンドラ・ラドヴァノフスキー、カラフ/ブライアン・ジェイド、リュー/マサバネ・セシリア・ラングワナシャ、ロイヤル・オペラ合唱団、ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
上演時間:約3時間(休憩1回含む)
東京文化会館
住所:東京都台東区上野公園5-45
日時:2024年6月23日(日)15:00、6月26日(水)18:30、6月29日(土)15:00、7月2日(火)15:00

※出演者は病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合あり。その場合、指揮者、主役の歌手であっても、代役を立てて上演する。出演者変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の変更不可。最終出演者は当日発表。

<チケット情報>
・入場料
S 72,000円、A 62,000円、B 48,000円、C 38,000円、D 32,000円、E 22,000円
・横浜平日マチネ 特別料金※6月25日(火)のみ
S 49,000円、A 42,000円、B 35,000円、C 30,000円、D 25,000円、E 20,000円
・オペラ・ロイヤル・シート 644,000円
・サポーター席 122,000円※6月25日(火)のみ99,000円(S 49,000円+寄付金50,000円)

■NBS先行発売
・2演目セット券(S~B席&サポーター席)
NBS WEBチケット先行発売期間:1月24日(水)21:00~1月31日(水)18:00
電話先行発売期間:1月26日(金)10:00~1月31日(水)16:00
・単独券(S~E席&サポーター席)
NBS WEBチケット先行発売期間:1月26日(金)21:00~1月31日(水)18:00
・一般発売(S~E席&サポーター席)
発売日:2月2日(金)10:00~

【チケットの申し込み・問い合わせ先】
チケットセンター
TEL:03-3791-8888(平日10:00~16:00、土日祝休み)

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