ミュージカル『レイディ・ベス』が再演へ。2026年2月9日(月)から3月27日(金)まで、東京・日生劇場にて上演される。その後、4月4日(土)から13日(月)まで福岡・博多座で、5月3日(日)から10日(日)まで愛知・御園座にて上演される。
『レディ・ベス』として2014年に日本で初演され、2017年にも上演されたミュージカル『レイディ・ベス』は、16世紀イギリスを舞台に、ヘンリー8世の王女として生まれた女王エリザベス1世の若き日の苦難や淡い恋にフォーカスした作品。自らの運命に翻弄されながらも女王としての誇りを強く持つ生き様や、彼女の愛の物語が描かれる。
『エリザベート』や『モーツァルト!』などの人気作品を生み出してきたミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイ、そして小池修一郎のタッグによるヒットミュージカルだ。
花總まり・平野綾がWキャストでベス役を演じた2017年公演から、約9年の時を経て『レイディ・ベス』が待望の再演を迎える。2026年版の主人公レイディ・ベス役は、『1789 バスティーユの恋人たち』でヒロイン・オランプ役を演じた乃木坂46の奥田いろはと、これまでに『レ・ミゼラブル』のコゼット役や『ラブ・ネバー・ダイ』のメグ・ジリー役を演じてきた小南満佑子がWキャストで演じる。ベスと想いを通わせる青年ロビン役には、有澤樟太郎と手島章斗が名を連ね、フレッシュな顔ぶれとなった。
初演から引き続き出演する山口祐一郎、石川禅、吉沢梨絵らベテランキャストも集結。石川禅、吉沢梨絵は今回新たな約に挑戦する。
主人公レイディ・ベス…奥田いろは(乃木坂46)/小南満佑子 ※Wキャスト
国王ヘンリー8世の娘であり、後のエリザベス1世。母が反逆罪の汚名を着せられて処刑されてしまい、片田舎でひっそりと暮らしていた。
ロビン・ブレイク…有澤樟太郎/手島章斗 ※Wキャスト
ベスが恋心を寄せる、若き吟遊詩人。
メアリー・チューダー…丸山礼/有沙瞳 ※Wキャスト
イングランド女王であり、ベスの異母姉。
フェリペ…内海啓貴 /松島勇之介 ※Wキャスト
スペイン王太子。
シモン・ルナール…高橋健介
スペイン大使。
ガーディナー…津田英佑
イギリスの司教。
キャット・アシュリー…吉沢梨絵
ベスの教育係。
アン・ブーリン…凪七瑠海
ベスの母親。
ロジャー・アスカム…山口祐一郎/石川禅 ※Wキャスト
ベスの家庭教師。
主人公のベスは、国王ヘンリー8世の娘。母アンブーリンが反逆罪の汚名を着せられて処刑されたため、片田舎のハートフォードシャーで家庭教師ロジャー・アスカムらとともにひっそりと暮らしていた。理知と好奇心に満ちたベスは、ひょんなことから出会った若き吟遊詩人ロビン・ブレイクに反発しながらも、その自由さに惹かれ淡い恋心を抱き始める。
しかし、姉のメアリーがイングランド女王となると、ベスが姉メアリーに対して反逆を企てているとの疑いを掛けられてしまう。忠義心をメアリーに信じてもらえず、ベスを脅威に思うメアリーの側近、司教ガーディナー、スペイン大使ルナールに陥れられる。絶え間なく苦境が続く中、自身の運命を嘆きながらも強く生きることを決意したベスは、ロビンと密やかに愛を育むのだった。
メアリーの異教徒への迫害が続くなか、不満をため込んだ民衆は次第にベスの即位を望むようになる。第に高まっていく。ベスが選ぶ道は、国のための人生か、1人の女性としての幸せか。
【詳細】
ミュージカル『レイディ・ベス』
脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲: シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞/修辞:小池修一郎
出演:奥田いろは、小南満佑子、有澤樟太郎、手島章斗、丸山礼、有沙瞳、内海啓貴、松島勇之介、高橋健介、津田英佑、吉沢梨絵、凪七瑠海、山口祐一郎、石川禅
■公演詳細
・東京公演
上演期間:2026年2月9日(月)~3月27日(金)
場所:日生劇場
住所:東京都千代田区有楽町1-1-1
チケット一般発売日:2026年1月10日(土)
料金(全席指定):平日 S席 15,000円、 A席 10,000円、 B席 5,000円/土日祝日・千穐楽 S席 16,000円、 A席 11,000円、 B席 6,000円
・福岡公演
上演期間:2026年4月4日(土)~13日(月)
場所:博多座
住所:福岡県福岡市博多区下川端町2-1
・愛知公演
上演期間:2026年5月3日(日)~10日(日)
場所:御園座
住所:愛知県名古屋市中区栄1-6-14