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展覧会「エミール・ガレとドーム兄弟」東京で - ガレの名作《フランスの薔薇》など、ガラス工芸約90点

北澤美術館開館40周年記念特別展「エミール・ガレとドーム兄弟」が、東京の日本橋三越本店にて、2023年2月16日(木)から27日(月)まで開催される。

ガラス工芸の名品約90点を展示

エミール・ガレ 脚付杯《フランスの薔薇》 1901年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 脚付杯《フランスの薔薇》 1901年 北澤美術館蔵

アール・ヌーヴォーからアール・デコに至るガラス工芸のコレクションで世界的に知られる、長野・諏訪の北澤美術館。その開館40周年を記念して開催される展覧会「エミール・ガレとドーム兄弟」では、同館が所蔵するエミール・ガレ(Emile Gallé)とドーム兄弟(Daum Frères)のガラス工芸の名品約90点を紹介する。

エミール・ガレ 《芥子文ランプ》 1902-04年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 《芥子文ランプ》 1902-04年 北澤美術館蔵

エミール・ガレは、アール・ヌーヴォーの流れを代表する工芸家であり、自然の観察に基づくデザインを手がけた。花々や昆虫などの生き物をモチーフに、生命の輝きをガラスに表現することで、工芸を芸術の高みへと昇華したガレの創作活動は、同時代のガラス工芸に大きな影響を及ぼすことになった。

ドーム兄弟 花瓶《蜘蛛に刺草》 1910年 北澤美術館蔵
ドーム兄弟 花瓶《蜘蛛に刺草》 1910年 北澤美術館蔵

一方、ガレの良きライバルとして活躍したドーム兄弟は、もともと日用雑器を手がけていたものの、ガレに触発されて高級工芸ガラスの分野に進出。1900年パリ万国博覧会ではガレと同時にグランプリを受賞し、閉幕後にはガレを中心として「芸術産業地方同盟」、別名「ナンシー派」を結成、ガレと並ぶアール・ヌーヴォーのガラス工芸家として活動してゆくこととなった。

ドーム兄弟 《水辺の花文花瓶》(コウホネ) 1897年 北澤美術館蔵
ドーム兄弟 《水辺の花文花瓶》(コウホネ) 1897年 北澤美術館蔵

本展では、ガレとドーム兄弟が手がけたガラス工芸の作品を展示。ガレの不朽の名作である、脚付杯《フランスの薔薇》や、ドーム家旧蔵の大作、花瓶《蜘蛛に刺草》などを目にすることができる。

展覧会概要

北澤美術館開館40周年記念特別展「エミール・ガレとドーム兄弟」
会期:2023年2月16日(木)~27日(月)
会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
開場時間:10:00~19:00(最終日は18:00閉場)
入場料:一般 1,000円、大学生 500円、高校生以下 無料
※内容は変更となる場合あり

【問い合わせ先】
日本橋三越本店
TEL:03-3241-3311 (大代表)

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