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現代美術家・タムラサトルの個展が国立新美術館で - 代表作「まわるワニ」をインスタレーションで展開

展覧会「ワニがまわる タムラサトル」が、東京・六本木の国立新美術館にて、2022年6月15日(水)から7月18日(月・祝)まで開催される。

現代美術家・タムラサトルの個展

タムラサトル×川口市立前川東小学校6年生〈われわれはワニを回す〉2019年
川口市立アートギャラリー・アトリア 展示風景/撮影:金田幸三
タムラサトル×川口市立前川東小学校6年生〈われわれはワニを回す〉2019年
川口市立アートギャラリー・アトリア 展示風景/撮影:金田幸三

タムラサトルは、1972年生まれの現代美術家だ。「ワニがまわる タムラサトル」では、代表作である「まわるワニ」のカラフルな彫刻を、約12mの巨大なワニを中心に、大型インスタレーション作品として展開する。

タムラサトル《スピンクロコダイル》1994年 小山市立車屋美術館/撮影:木暮伸也
タムラサトル《スピンクロコダイル》1994年 小山市立車屋美術館/撮影:木暮伸也

タムラサトルが「まわるワニ」の作品を手がけるようになったのは、大学3年の秋のこと。「電気を使った芸術装置」という課題に対して、電気に関する知識のなかったタムラは、プランを発表する前夜、朝起きて最初に思いついたものを作ると決めて就寝、そして翌朝、「ワニがまわる」というイメージが浮かび、それを作るようにしたのだった。

その際に制作されたのは、4.5mのワニが毎分30回転をするという作品であり、タムラ自身そのわけのわからなさに強烈な興奮を覚えたという。その後、「ワニがまわる」意味を考えながら作品制作を続けるが、「ワニがまわる」ことに意味があるのではなく、「よくわからないが、なぜかワニがまわっている」という状況こそが作品の面白さの本質をなしているのだと気づくに至った。

本展では、そのようにユーモアに満ちたタムラの作品を通して、新しい視点から「アートとは何か」という問いについて考えることができそうだ。

展覧会概要

展覧会「ワニがまわる タムラサトル」
会期:2022年6月15日(水)〜7月18日(月・祝)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
開館時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※入場は閉館の30分前まで
休館日:火曜日
観覧料:無料

【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)

Photos(3枚)

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