高知出身の洋画家・山脇信徳の展覧会が高知県立美術館で - 印象派的作風から郷土を描いた作品まで紹介
展覧会「没後70年 山脇信徳展」が、高知県立美術館にて、2022年5月15日(日)まで開催される。
印象派風の作風から郷土へ

山脇信徳(やまわき しんとく)は、明治期から昭和期の洋画家だ。1886年、高知に生まれた山脇は、東京美術学校在学中の1909年、第3回文展に印象派風の作品《停車場の朝》を出品、陶芸家バーナード・リーチや彫刻家の高村光太郎の目に留まり、クロード・モネと重ねて称賛されるなど、華やかな画壇デビューを果たした。

その後も美術展への出品を重ね、1912年に東京を離れた山脇は、滋賀県で中学校の図画教員を務めたのち、満州勤務を経て、欧州へ留学。帰国後は高知に暮らし、滞欧期のスケッチに基づく作品や高知を主題とする絵画を制作する一方、高知県展の発足や後進芸術家の育成に尽力するなど、故郷の文化芸術の推進に貢献した。

展覧会「没後70年 山脇信徳展」では、《雨の夕》や《夕日》、《マルセイユ》、《土佐の「さあち料理」》など、山脇信徳の作品約60点を展示するとともに、同時代作家による作品も紹介する。
展覧会概要
展覧会「没後70年 山脇信徳展」
会期:2022年3月30日(水)〜5月15日(日) 会期中無休
会場:高知県立美術館
住所:高知県高知市高須353-2
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料:一般当日 600円(480円)、大学生当日 400円(320円)、高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※年間観覧券所持者は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳および被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県および高知市長寿手帳所持者は無料
【問い合わせ先】
高知県立美術館
TEL:088-866-8000
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