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横浜駅周辺および人気のデートスポットでもあるみなとみらい地区が生まれ変わる。大型商業施設および複合施設が続々と開業を迎えるほか、高級ブランドホテルがみなとみらい地区にオープンし、多くの人に愛されてきた横浜赤レンガ倉庫や山下公園など合わせて楽しめるスポットが、今後より豊富になっていく。
目まぐるしく開発が進む横浜に、今後どんな施設ができるのか？横浜に誕生した最新スポットはどんな場所なのか？2024年以降開業となる商業施設やエンターテインメント施設をメインに紹介する。
横浜駅からすぐ、みなとみらい地区からも近い関内。その関内で新たなランドマークとなる複合施設は、2020年5月に移転した横浜市庁舎の跡地で進められる事業によるもので、「観光・集客」「国際的な産学連携」という2つのテーマのもと、新築棟(＝タワー棟)と行政棟が建設される。
「観光・集客」をテーマとする施設には、DeNAが運営する国内最大ビジョンを設けたライブビューイングアリーナ、星野リゾートのホテルを開業するという。さらに、化交流拠点、エデュテインメント施設が建設される見込みだ。
開業予定：2025年中
「みなとみらい21中央地区60・61街区」の開発事業により、東棟と西棟で構成される複合施設「リンケージ テラス」が誕生へ。横浜アンパンマンこどもミュージアムや「Kアリーナ」に隣接する敷地に開業する。商業施設、ミュージアム、ホテル、オフィスを内包する大型複合施設の東棟と、専門学校となる西棟の2棟で構成される。
竣工時期：2028年8月～2029年2月(予定)
横浜駅きた西口に位置する鶴屋町に大型複合ビル「ザ ヨコハマ フロント」が誕生へ。横浜駅に直結しており、快適で利便性の高い、また娯楽性の高い施設になることを目指す。タワー内には、商業ゾーンやホテルなどを入居。中でも1階部分には、地域に開かれた“路面店”として多彩な飲食店が揃う。
竣工時期：2024年3月(予定)
1964年の東京オリンピックではバレーボールの競技会場となり、その後もボクシングやレスリングの大会の舞台となってきた横浜文化体育館。その再整備によって大型アリーナが誕生する。
「横浜文化体育館再整備事業メインアリーナ(仮称)」は、スポーツ大会やコンサート会場としての活用を想定しており、地上3階で計5,008席を設ける。特に“スポーツを見る”ことに特化しており、観客席はフロアに近い。VIPシートの他、BOX席、ラウンジシート、カウンター席などの多彩なシートを設ける。
竣工予定時期：2024年1月
「みなとみらい21中央地区62街区」に開業する複合施設には、「フォーシーズンズ ホテル＆リゾート」を含む国際的なラグジュアリーホテルブランドを誘致するほか、下層階には水族館、レストラン・物販の店舗を新設することが予定されている。最高級ランクのホテルには、客室だけでなく、スパやプール、フィットネスルームも設けられる見込みだ。
竣工予定時期：2026年3月
横浜みなとみらい21地区で進められている大規模複合開発「Kアリーナプロジェクト」の一環として誕生する「Kアリーナ横浜」は、世界最大級となる2万席の客席を誇る音楽アリーナ。ステージ前方のアリーナエリアに加え、三層構造となるスタンドの全席がステージ正面を向いた扇型の形状が特徴で、出演者がオーディエンスに囲まれた迫力ある空間と一体感が楽しめる。
オープン時期：2023年9月29日(金)
横浜を代表する観光スポット、横浜赤レンガ倉庫が2022年5月から12月頃まで長期休館し、大規模改修を実施。より快適に施設を利用出来るように生まれ変わる。なお、施設の休館中もイベント広場では引き続きイベントを開催。7月中旬の「カレー＆ミュージック ジャパン」、9月下旬の「横浜オクトーバーフェスト」、11月下旬の「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」など人気イベントは、例年通り開催予定となっている。
再オープン日：2022年12月6日(火)
「JR横浜タワー」は、「ニュウマン(NEWoMan)横浜」、「シアル(CIAL)横浜」、「 T・ジョイ 横浜」の3つが複合された施設。一方、「JR横浜鶴屋町ビル」は、駐車場施設「JR横浜パーキング」に加えて、 商業施設「シァル横浜アネックス(ANNEX)」とホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜」、スポーツ施設「ジェクサー・フィットネス＆スパ横浜」が複合されている。
横浜市西区高島に新たに建設される「横濱ゲートタワー」は、みなとみらい21中央地区58街区に位置し、横浜駅からみなとみらい21への玄関口となる複合ビル。そこに開業する「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」は、都会のオフィスビルにありながら、少し贅沢な気分で自然を満喫できるグランピングのような「星空」体験を提供する。
同施設には、LEDドームシステム「DYNAVISION-LED」を導入。高輝度、高色域により、かつてない臨場感で、抜けるような青い空や海、真っ赤な夕焼け、キラキラと輝く星空などを美しく再現する。
オープン日：2022年3月24日(木)
その「JR横浜タワー」内に位置する「ニュウマン横浜」では、ライフスタイル全般を支える115ショップが出店。ファッションだけでなく、コスメ・サービス・雑貨ショップの充実や、初のラグジュアリーショップ導入など、「ニュウマン新宿」よりもさらに幅広い店舗を揃える。また、男性におすすめの店舗、充実した飲食店のラインナップにも注目だ。
開業日：2020年6月24日(水)
「ニュウマン横浜」と同じく「JR横浜タワー」内に位置する「シァル横浜」。建物の地下1階から3階に位置し、人気スイーツ店から、昼のランチタイムにぴったりのお店、女子会にも使えるカフェ＆バー、ガッツリ食べられる餃子店や鉄板焼き店まで、シーンにあわせて選べる個性豊かな店舗が軒を連ねる。
なかでも改札口とも繋がる地下1階は、テイクアウトやお持たせとしてぴったりのメニューを揃えたスイーツ店が充実している。仕事帰りにも立ち寄りやすくおすすめだ。
開業日：2020年6月18日(木)～順次
横浜のみなとみらい線「馬車道」駅に直結する商業施設「北仲ブリック＆ホワイト」は、文化の発信拠点となる施設を誘致する「北仲ブリック」と、分譲マンションや近隣住民、ホテル宿泊者に向けたショッピング＆レストラン空間「北仲ホワイト」で構成され、全19店舗が出店する。
「北仲ブリック」の目玉となるのは、神奈川県初・国内3店舗目となる「ビルボードライブ横浜」。「北仲ホワイト」には、海鮮・日本料理店、フルーツパーラー、天ぷら専門店、イタリアンダイニング、肉バル・ワインダイニング、中国料理など飲食店が充実している。
開業日：2020年6月25日(木)
世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ」と同じ敷地内に開業する予定の「ヒルトン横浜」。以外にもヒルトンホテルは横浜エリア初進出だ。客室はスイートを含む全339室を用意。このほか、スペシャリティレストランやオールデイダイニング、カフェ・バーラウンジなどの料飲施設3店舗、エグゼクティブラウンジ、フィットネスジム、および宴会・会議スペースも備える予定だ。
オープン日：2023年9月24日(日)
マリオット・インターナショナルが手掛けるウェスティンホテルが、横浜・みなとみらい21地区に開業。全373室の客室に加えて、フランス料理、日本料理、グリルレストラン、バー、ペストリー・ショップといったレストランが充実しているのも魅力だ。
さらに、屋外でのランニングプログラム「ラン ウェスティン」、スパやフィットネススタジオ「ウェスティンワークアウト」の他、ウェディング施設などの付帯設備＆サービスも展開する。
開業日：2022年6月13日(月)
横浜の観光地である中華街、山下公園、みなとみらいといったエリアから徒歩圏内に位置する、ハイアットブランドの横浜初進出となるホテル「ハイアット リージェンシー 横浜」。
館内には全315室の客室のほか、3つのレストランとバーを内包し、最上階21階には横浜港と横浜ベイブリッジを一望するウエディングチャペルとスカイバンケット、20階には460㎡のグランドボールルームを完備する。
開業日：2020年5月23日(土)
