menu

fashionpress[ファッションプレス]

  1. トップ   /  
  2. ニュース   /  
  3. アート   /  
  4. イベント

「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡

展覧会「佐藤可士和展」が、2021年2月3日(水)から5月10日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館にて開催される。

日本を代表するクリエイティブディレクターの軌跡を追う

「LINES」2020年 吹付塗装/ステンレススチール/アルミ樹脂複合板 180×240cm
「LINES」2020年 吹付塗装/ステンレススチール/アルミ樹脂複合板 180×240cm

佐藤可士和は、日本を代表するクリエイティブディレクターだ。1990年代に博報堂のアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを展開した佐藤は、2000年に独立。以後、企業、幼稚園や地域産業など、多様なブランディング戦略を手掛けてきた。その例はユニクロ(UNIQLO)のグローバルブランド戦略、セブン-イレブンジャパンのブランディング計画、そして国立新美術館のシンボルマークデザインなど、枚挙にいとまがない。

「日清食品関西工場」トータルプロデュース 2019年
「日清食品関西工場」トータルプロデュース 2019年

個展として最大規模となる「佐藤可士和展」は、佐藤自身の会場ディレクションのもと、およそ30年にわたるその活動を「作品」として描き出す展覧会だ。「伝えるべき情報から本質を抽出し、だれもが一目見て理解できる記号に置き換え、広く伝える」というデザインの原理を文化・経済・日常にまで広げる、その仕事の数々を多角的に紹介する。

広告としてのデザイン

グローバル旗艦店「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」屋外広告(工事中店舗の仮囲い) 2006年
グローバル旗艦店「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」屋外広告(工事中店舗の仮囲い) 2006年

佐藤の業績の1つに、デザインによるメディアの拡張が挙げられる。従来の広告展開は、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4つを軸に行われていたものの、佐藤は人びとの目にふれるものすべてが、デザイン次第で情報伝達の有効な媒体となる可能性を提示したのだ。本展では、ユニクロやSMAPをはじめ、1990年後半から2000年代にかけて佐藤が手掛けた主要なプロジェクトから、ダイナミックな屋外広告や多彩なプロダクトを展示する。

ロゴの数々

「国立新美術館」VI計画 2006年
「国立新美術館」VI計画 2006年

企業理念などを視覚化する“ロゴ”は、プロダクトや建物、ホームページといった多彩な媒体で展開される。そのためロゴには、一貫してイメージを伝えることができる明快なデザインが求められる。会場では、佐藤が制作してきた多種多様なロゴを、巨大な絵画やオブジェとして展示。楽天やT-POINT、セブンプレミアムなど、一度目にすれば忘れられない簡潔な造形と色彩を特徴としたロゴの数々を目にすることができる。

独自の「アイコン」ブランディング

「今治タオル」ブランディングプロジェクト トータルプロデュース 2006年〜
「今治タオル」ブランディングプロジェクト トータルプロデュース 2006年〜

2000年半ばより多岐にわたる領域でブランディングを手掛けてきた佐藤の基礎にあったのは、やはり目に入るものすべてを「アイコン」としてデザインすることであった。例えば「今治タオル」のブランディングでは、商品の真っ白なタオル自体が「安心・安全・高品質」を表すアイコンとなるのだ。本展では、このほかに日清食品のトータルプロデュースなどを通して、佐藤独自のブランディング戦略の革新性に迫る。

「LINES」・「FLOW」──佐藤の「アイコン」

「FLOW」2020年 岩絵具/和紙 194×255cm
「FLOW」2020年 岩絵具/和紙 194×255cm

さらに、佐藤自身の「アイコン」ともいえる「LINES」と「FLOW」も。「LINES」は赤・青・白の明晰な直線で構成される一方、大筆の一振りで描かれたドローイング「FLOW」は、ときに自らの手描き作品をデザインに活かしてきた佐藤を象徴している。本展では、「LINES」をコンセプトムービーや有田焼、ステンレススチールの大型作品といった多彩なメディアに展開して紹介するとともに、「FLOW」の最新作3点を展示する。

展覧会概要

展覧会「佐藤可士和展」
会期:2021年2月3日(水)~5月10日(月)
※当初は2020年9月16日(水)~12月14日(月)の開催を予定していたが変更
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
休館日:火曜日(2月23日(火・祝)、5月4日(火・祝)は開館)、2月24日(水)
開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
※開館時間は変更となる場合あり

【問い合わせ先】
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

Photos(14枚)

「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像1 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像2 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像3 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像4 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像5 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像6 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像7 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像8 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像9 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像10 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像11 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像12 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像13 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡 画像14

Photos(14枚)

関連ニュース

キーワードから探す

関連ショップ・スポット

関連用語

ピックアップ

おすすめ展覧会2020 - 東京・大阪・京都などの美術館で鑑賞できる注目アート&スケジュール
おすすめ展覧会2020 - 東京・大阪・京都などの美術館で鑑賞できる注目アート&スケジュール
東京都内のおすすめ展覧会特集 - 美術館・博物館で楽しめるアート作品&開催スケジュール
東京都内のおすすめ展覧会特集 - 美術館・博物館で楽しめるアート作品&開催スケジュール
東京駅でお土産探しなら「東京ギフトパレット」へ、人気店から新ブランドまでおすすめスイーツ紹介
東京駅でお土産探しなら「東京ギフトパレット」へ、人気店から新ブランドまでおすすめスイーツ紹介
日本美術の展覧会〈東京・京都・大阪ほか〉美術館での開催スケジュール&伊藤若冲の日本画など展示作品も
日本美術の展覧会〈東京・京都・大阪ほか〉美術館での開催スケジュール&伊藤若冲の日本画など展示作品も
“都市と美術”を探る展覧会〈東京の美術館・博物館〉絵画・建築・アニメなど展示作品&開催情報
“都市と美術”を探る展覧会〈東京の美術館・博物館〉絵画・建築・アニメなど展示作品&開催情報

スケジュール

写真家・石元泰博の展覧会が東京都写真美術で - “生命体としての都市”を探る
2020.9.29(火)~2020.11.23(月)
写真家・石元泰博の展覧会が東京都写真美術で - “生命体としての都市”を探る
東京・岡本太郎記念館で「対峙する眼」展 - 岡本太郎の絵画の“向かい合ういのち”に焦点
2020.9.30(水)~2021.1.31(日)
東京・岡本太郎記念館で「対峙する眼」展 - 岡本太郎の絵画の“向かい合ういのち”に焦点
東京・サントリー美術館「日本美術の裏の裏」展 - 生活を彩る美の“愉しみ方”、日本画や着物など展示
2020.9.30(水)~2020.11.29(日)
東京・サントリー美術館「日本美術の裏の裏」展 - 生活を彩る美の“愉しみ方”、日本画や着物など展示
文化学園服飾博物館の展覧会「世界の藍」約40カ国の衣装や布から見る“多彩な藍染の世界”
2020.10.2(金)~2020.12.18(金)
文化学園服飾博物館の展覧会「世界の藍」約40カ国の衣装や布から見る“多彩な藍染の世界”
絵本『ねずみくんのチョッキ』初の大規模展覧会が横浜赤レンガ倉庫で、絵本原画やスケッチなど約150点
2020.10.3(土)~2020.11.29(日)
絵本『ねずみくんのチョッキ』初の大規模展覧会が横浜赤レンガ倉庫で、絵本原画やスケッチなど約150点
 スケジュール一覧