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「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡

展覧会「佐藤可士和展」が、東京・六本木の国立新美術館にて開催される。なお、当初は2021年5月10日(月)までの会期を予定していたが、臨時休館に伴い4月24日(土)で終了。

日本を代表するクリエイティブディレクターの軌跡を追う

「LINES」2020年 吹付塗装/ステンレススチール/アルミ樹脂複合板 180×240cm
「LINES」2020年 吹付塗装/ステンレススチール/アルミ樹脂複合板 180×240cm

佐藤可士和は、日本を代表するクリエイティブディレクターだ。1990年代に博報堂のアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを展開した佐藤は、2000年に独立。以後、企業、幼稚園や地域産業など、多様なブランディング戦略を手掛けてきた。その例はユニクロ(UNIQLO)のグローバルブランド戦略、セブン-イレブンジャパンのブランディング計画、そして国立新美術館のシンボルマークデザインなど、枚挙にいとまがない。

「日清食品関西工場」トータルプロデュース 2019年
「日清食品関西工場」トータルプロデュース 2019年

個展として最大規模となる「佐藤可士和展」は、佐藤自身の会場ディレクションのもと、およそ30年にわたるその活動を「作品」として描き出す展覧会だ。「伝えるべき情報から本質を抽出し、だれもが一目見て理解できる記号に置き換え、広く伝える」というデザインの原理を文化・経済・日常にまで広げる、その仕事の数々を多角的に紹介する。

広告としてのデザイン

グローバル旗艦店「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」屋外広告(工事中店舗の仮囲い) 2006年
グローバル旗艦店「ユニクロ ソーホー ニューヨーク店」屋外広告(工事中店舗の仮囲い) 2006年

佐藤の業績の1つに、デザインによるメディアの拡張が挙げられる。従来の広告展開は、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4つを軸に行われていたものの、佐藤は人びとの目にふれるものすべてが、デザイン次第で情報伝達の有効な媒体となる可能性を提示したのだ。本展では、ユニクロやSMAPをはじめ、1990年後半から2000年代にかけて佐藤が手掛けた主要なプロジェクトから、ダイナミックな屋外広告や多彩なプロダクトを展示する。

ロゴの数々

「国立新美術館」VI計画 2006年
「国立新美術館」VI計画 2006年

企業理念などを視覚化する“ロゴ”は、プロダクトや建物、ホームページといった多彩な媒体で展開される。そのためロゴには、一貫してイメージを伝えることができる明快なデザインが求められる。会場では、佐藤が制作してきた多種多様なロゴを、巨大な絵画やオブジェとして展示。楽天やT-POINT、セブンプレミアムなど、一度目にすれば忘れられない簡潔な造形と色彩を特徴としたロゴの数々を目にすることができる。

独自の「アイコン」ブランディング

「今治タオル」ブランディングプロジェクト トータルプロデュース 2006年〜
「今治タオル」ブランディングプロジェクト トータルプロデュース 2006年〜

2000年半ばより多岐にわたる領域でブランディングを手掛けてきた佐藤の基礎にあったのは、やはり目に入るものすべてを「アイコン」としてデザインすることであった。例えば「今治タオル」のブランディングでは、商品の真っ白なタオル自体が「安心・安全・高品質」を表すアイコンとなるのだ。本展では、このほかに日清食品のトータルプロデュースなどを通して、佐藤独自のブランディング戦略の革新性に迫る。

「LINES」・「FLOW」──佐藤の「アイコン」

「FLOW」2020年 岩絵具/和紙 194×255cm
「FLOW」2020年 岩絵具/和紙 194×255cm

また、佐藤自身の「アイコン」ともいえる「LINES」と「FLOW」も。「LINES」は赤・青・白の明晰な直線で構成される一方、大筆の一振りで描かれたドローイング「FLOW」は、ときに自らの手描き作品をデザインに活かしてきた佐藤を象徴している。本展では、「LINES」をコンセプトムービーや有田焼、ステンレススチールの大型作品といった多彩なメディアに展開して紹介するとともに、「FLOW」の最新作3点を展示する。

ユニクロ「UT」プロジェクトも登場、限定Tシャツ販売

ユニクロ「UT」プロジェクトも登場、限定Tシャツ販売
ミッキーマウス 1,500円+税
©Disney

さらに、佐藤可士和がクリエイティブディレクションを手がけるユニクロのTシャツブランド「UT」にもフォーカス。「UT STORE」の国立新美術館バージョンとして「UT STORE @ THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO」をプロデュースし、Tシャツのデザインから購買体験まで、「UT」プロジェクトを丸ごと1つの作品として提示する。

限定Tシャツとして、ディズニーやポケモンなどとコラボレーションした27種類のTシャツが特別なパッケージで販売される。

ディーベックの限定アンブレラも

カーボンテクノロジー ポータブルアンブレラ(ブラック、レッド) 各15,000円+税
カーボンテクノロジー ポータブルアンブレラ(ブラック、レッド) 各15,000円+税

Photos(26枚)

「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真1 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真2 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真3 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真4 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真5 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真6 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真7 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真8 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真9 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真10 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真11 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真12 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真13 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真14 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真15 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真16 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真17 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真18 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真19 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真20 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真21 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真22 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真23 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真24 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真25 「佐藤可士和展」国立新美術館で - ポスター・ロゴ・空間デザインなどからたどる約30年の軌跡|写真26

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