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アドバイザーに坂本龍一、東京都現代美術館で「アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて」展

アドバイザーに坂本龍一、東京都現代美術館で「アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて」展 | 写真
池田亮司「data.matrix [n°1-10]」2006-09年 Photo: 丸尾隆一
©2009 ryoji ikeda / Courtesy of Gallery Koyanagi, Tokyo    

2012年10月27日(土)から2013年2月3日(日)まで、第3回東京アートミーティング「アートと音楽—新たな共感覚をもとめて」が東京都現代美術館で開催される。

互いに影響を与え進化しながらも、異なるジャンルとして捉えられてきた「音楽」と「ヴィジュアルアート」。20世紀初頭、作品がさまざまな感覚を呼び起こすような総合芸術をめざしたカンディンスキーに代表されるように、歴史的にみてもその密接な関係性は明らかだ。現在ではデジタル技術の発達により、多くのクリエイターたちが1つのコンピュータで映像、画像、音を同等に扱い、「新たな共感覚」とでも呼べる総合感覚をもって、多様な表現を試みている。

「アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて」では坂本龍一を総合アドバイサーに迎え、こうした現代における音楽とアートの新しい関係について問いかける。大きなスケールの展示空間に、「見ること」と「聴くこと」が交錯する個性豊かな作品の数々が登場し、坂本龍一が世界屈指の音響デザインを手掛けるオノセイゲンや「ダムタイプ」創立メンバーの高谷史郎とコラボレーションした新作インスタレーション2点が展示される。また、小さな空間から無限大の宇宙を聴く、日本の茶室からインスピレーションを得た「silence spins」と、2台のピアノとレーザーを用いた「collapsed」は必見だ。

アドバイザーに坂本龍一、東京都現代美術館で「アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて」展 | 写真
クリスティーネ・エドルンド「セイヨウイラクサの緊急信号」2010年 Photo: Jean-Baptiste Beranger
Courtesy Galleri Riis, Oslo / Stockholm  

国際的な活動をしている同時代のアーティストによる日本未公開の作品も公開。フロリアン・ヘッカーの立体的なサウンド・インスタレーションやクリスティーネ・エドルンドの植物の危険信号から生み出された楽譜と音楽など、国際色豊かだ。さらに、カンディンスキー、クレーの絵画やジョン・ケージや武満徹の図形楽譜など現代の視点だけではなく、歴史的な観点からもアーティストや音楽家がこれまでにどのように音楽と視覚芸術との関係の探求を試みてきたかを紹介する。

【展覧会情報】
東京アートミーティング(第3回)「アートと音楽—新たな共感覚をもとめて」
期間:2012年10月27日(土)~2013年2月3日(日)
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
会場:東京都現代美術館 企画展示室B2F、1F
場所:〒135-0022 江東区三好4-1-1
休館日:月曜日※ただし12/24、1/14は開館、12/25、年末年始(12/28~1/1)、1/15は休館
観覧料:一般1,100円/ 大学生・65歳以上850円/ 中高生550円/ 小学生以下無料
※20名以上の団体は2割引き 、本展チケットでMOTコレクションも観覧可能
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と付添者2名は無料

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