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「バウハウス100年映画祭」近代建築の巨匠ら出演のドキュメンタリーを日本初上映、全国の劇場で

「バウハウス100年映画祭」が、2019年11月23日(土)より、ユーロスペースほかにて全国で開催される。

6本のドキュメンタリーを上映

「バウハウス100年映画祭」近代建築の巨匠ら出演のドキュメンタリーを日本初上映、全国の劇場で|写真1

「バウハウス100年映画祭」は、日本初上映のバウハウス関連作品を集めた上映イベントだ。『バウハウス 原形と神話』 『バウハウス・スピリット』『バウハウスの女性たち』 『ミース・オン・シーン』『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』『マックス・ビルー絶対的な視点』の6作品のドキュメンタリーを上映し、バウハウスの軌跡に迫る。

バウハウスとは

バウハウスは、近代的・合理的なデザインの先駆者として、建築・デザイン・アート・写真などの幅広い分野で活躍した教育機関だ。1919年、建築家ヴァルター・グロピウスにより設立されたのち、ナチスの迫害ゆえに14年間で閉鎖。しかしわずか14年間の活動期間に、ミース・ファン・デル・ローエやパウル・クレー、ワシリー・カンディンスキーといった当時を代表する芸術家が教鞭を執り、多彩な芸術分野に影響を及ぼすことになった。

上映作品情報

「バウハウス100年映画祭」では、6作品を4プログラム構成にて上映する。

プログラムA

「バウハウス100年映画祭」近代建築の巨匠ら出演のドキュメンタリーを日本初上映、全国の劇場で|写真2

『バウハウス 原形と神話』
当時を代表する芸術家が集い、芸術全般に革新をもたらしたバウハウス。その軌跡は神話となったものの、そこには時代の波に翻弄された芸術家のドラマがあった。当時の学生達の証言や記録を通して、バウハウスの軌跡と知られざる物語を解き明かす。

1999・2009 / ドイツ / 103分 / 原題:Bauhaus - Modell und Mythos
監督:ニールス・ボルブリンカー、ケルスティン・シュトゥッテルハイム
出演:ヴァルター・グロピウス、ヴォルフ・ヒルデブラント、ゲルトルート・アルント、フーベルト・ホフマン

プログラムB

「バウハウス100年映画祭」近代建築の巨匠ら出演のドキュメンタリーを日本初上映、全国の劇場で|写真3

『バウハウス・スピリット』
スウェーデンの教室も時間割もない学校、ヴェネチア・ヴィエンナーレ金獅子賞のアーバン・シンクタンクが取り組む南米スラム街の住環境改善、低価格でバウハウス家具を復刻する企画、バウハウスの理論を身体で表現する試みなど、豊かな発想と斬新な手法で注目される人々を追い、現代に生きるバウハウスの精神を映し出す。

2018 / ドイツ / 52分 / 原題:Vom Bauen der Zukunft - 100 Jahre Bauhaus
監督:ニールス・ボルブリンカー、トーマス・ティエルシュ
出演:トルステン・ブルーメ、ローザン・ボッシュ、アルフレード・ブリレンブール、シュテファン・コヴァツ、フーベルト・クルンプナー

「バウハウス100年映画祭」近代建築の巨匠ら出演のドキュメンタリーを日本初上映、全国の劇場で|写真4

『バウハウスの女性たち』
当時もっとも先進的な芸術学校であったバウハウスは「年齢、性別に関係なく、だれもが学ぶ権利を持つ学校」と高らかに謳った。それは女性にも芸術の可能性を与える宣言となるはずだった。しかし現実は異なった。男性優位の実情をもつバウハウスで、多大な成果を残したにもかかわらず光の当たらなかった女性たちの実像に迫る。

2019 / ドイツ / 44分 / 原題:Bauhausfrauen
監督:ズザンネ・ラデルホーフ
出演:エリザベス・オットー、テレジア・エンツェンスベルガー、モニカ・シュタットラー、パトリック・ロスラー、アンヤ・バウムホーフ、エレーナ・マカロワ

プログラムC

「バウハウス100年映画祭」近代建築の巨匠ら出演のドキュメンタリーを日本初上映、全国の劇場で|写真5

『ミース・オン・シーン』
近代建築の三大巨匠の1人、ミース・ファン・デル・ローエ。その代表作でありモダニズム建築の最高峰とも称される「バルセロナ・パビリオン」は、なぜ今なお語り継がれる傑作となったのか。そしてその後3代目のバウハウス校長に就任するミースの建築思想とは。当時の記録、そして現代の一流建築家や学者などの証言で検証する。

2018 / スペイン / 58分 / 原題:MIES ON SCENE
監督:ペップ・マルティン、シャビ・カンプレシオス
出演:ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ、フリッツ・ノイマイヤー、エドゥアルド・メンドーサ、バリー・バーグドール、オリオル・ボイーガス

「バウハウス100年映画祭」近代建築の巨匠ら出演のドキュメンタリーを日本初上映、全国の劇場で|写真6

『ファグスーグロピウスと近代建築の胎動』
バウハウス開校の8年前、初期モダニズム建築の傑作「ファグス靴型工場」が建てられる。若き日のグロピウスは、“労働者のための宮殿”を作りたいという工場主の夢を叶えるために、新時代の工場を造り上げた。世界遺産に登録された今もなお、現役で稼働しているガラス張りの工場はなぜ生まれたのかに迫る。

2011 / ドイツ / 27分 / 原題:Fagus- Walter Gropius und die Fabrik der Moderne
監督:ニールス・ボルブリンカー、ケルスティン・シュトゥッテルハイム
出演:アンネ・マリー・イエギ、エルンスト・グレーテン、ヴァルター・シャーパー、エピファニオ・ディ・ロレンツォ

プログラムD

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『マックス・ビルー絶対的な視点』
彫刻家・画家・建築家・デザイナーなど、多岐にわたる分野で活動したマックス・ビル。バウハウス最後の巨匠とも言われる彼は、バウハウスで学び、後にその理念を受け継ぐウルム造形大学の初代校長を務めた。その一方で、政治活動にも積極的に関与するなど、激動の人生を送る。彼が追求した芸術、そしてその生涯と思考に光をあてる。

2008 / スイス / 94分 / 原題:Max Bill - das absolute Augenmaß
監督:エーリヒ・シュミット
出演:マックス・ビル、アンゲラ・トーマス、ゴットフリート・ホーネッガー、イニャツィオ・シローネ、ヤコブ・ビル、エルンスト・シャイデッガー

Photos(7枚)

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