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映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』カンヌ最高賞受賞、現代社会を痛烈に風刺するヒューマンドラマ

第70回カンヌ国際映画祭において、最高賞のパルムドールを受賞した映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』が、2018年4月28日(土)より全国の劇場にて順次公開される。

現代社会を痛烈に風刺するヒューマンドラマ

現代アート美術館のキュレーターが、盗まれた財布とスマートフォンを見つけるために“ある行動“を取ったことで、予想外の事態に巻き込まれていく様を描いた本作。アート界で成功を手にしたエリート紳士が遭遇する様々なハプニングを通じて、他者への無関心や欺瞞、階層間の断絶といった現代社会の問題を、痛烈かつユーモアたっぷりの笑いで風刺するヒューマンドラマだ。

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』あらすじ

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』場面カット|写真3

著名な現代アート美術館のキュレーターとして、周囲の尊敬を集めていたクリスティアン。離婚歴があるが、2人の娘の良き父であり、電気自動車に乗り、慈善活動の支援もしている。そんな彼が担当した次の展示は、通りかかる人たちを利他主義へと導くインスタレーション「ザ・スクエア」。他人を思いやる人間としての役割を思い出してもらおう、という試みだ。

しかし、自分の理想通りに生きるということは時に難しい。クリスティアンは、自分の携帯電話と財布を盗んだ泥棒に対して取った愚かな行動によって、取り返しのつかない状況へと引きずり込まれていってしまうのだった...。

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』場面カット|写真1

スウェーデンの奇才、リューベン・オストルンドが監督

監督を務めたのは、リューベン・オストルンド。第67回カンヌ国際映画祭のある視点部門において審査員賞を獲得した『フレンチアルプスで起きたこと』では、「壊れゆく家族の絆」を描き大きな話題を呼んだスウェーデンの奇才だ。

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』はパルムドール受賞以降も、ヨーロッパ映画賞で6冠に輝くなど、世界中の映画祭を席巻。これまでに16の賞を受賞、14のノミネートを果たしている。さらに、アカデミー賞外国語映画賞でもノミネートされており、受賞の期待も高まっている。

作品情報

映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
公開日:2018年4月28日(土)
監督・脚本:リューベン・オストルンド『フレンチアルプスで起きたこと』
出演:クレス・バング、エリザベス・モス、ドミニク・ウェスト、テリー・ノタリーほか
原題:THE SQUARE
(c)2017 Plattform Prodtion AB / Société Parisienne de Production / Essential Filmproduktion GmbH / Coproduction Office ApS

Photos(3枚)

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』場面カット|写真1 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』場面カット|写真2 『ザ・スクエア 思いやりの聖域』場面カット|写真3

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