映画『伊藤くん A to E』が2018年1月12日(金)より全国ロードショー。また、深夜連続ドラマ全8話が、2017年8月15日(火)よりTBS、8月20日(日)よりMBSにてスタートする。

『伊藤くん A to E』は、容姿端麗だが、自意識過剰なモンスター級の”痛男”伊藤誠二郎と、彼をめぐる5人の女性の恋愛模様を刺激的かつ鮮やかに描き出したもの。

全くタイプは違うが、それぞれ伊藤に人生を振り舞わされ、”こじらせている”AからDの4人の女性。そんな、彼女たちの恋心や嫉妬心、見栄をネタにしようとする、売れないアラサー脚本家の女性Eの目線でストーリーが展開する。リアルな女性像と恋愛観に、思わず「あるある」と共感してしまう震撼恋愛ミステリーだ。

原作は柚木麻子による「伊藤くん▼A▼to▼E」。【A】～【E】の女で1章ずつのエピソードが構成されるオムニバス形式の恋愛小説だったが、『伊藤くん A to E』では、木村文乃演じる崖っぷちアラサ―脚本家・矢崎莉桜が、起死回生を狙って“伊藤くん"と【A】～【D】4人の恋愛相談をネタに脚本を書くというアレンジをしている。

岡田将生・木村文乃のW主演、豪華なキャスト陣に注目

豪華なキャスト陣にも注目だ。伊藤を取り巻く個性豊かな5人の女性を話題の女優陣が務める。

スーパー級の痛男に岡田将生、崖っぷちアラサー脚本家に木村文乃

主演・モンスター級の痛男「伊藤くん」を務めるのは、岡田将生。繊細で端整な容姿を持つ彼が、ナルシストなイケメンというコミカルな役どころを演じる姿に注目だ。そして岡田とW主演として、4人の女性の恋愛模様の語り部となる落ち目のアラサー脚本家・女性Eを演じるのが木村文乃だ。彼女の毒っ気たっぷりな言動は、まさに痛快そのもの。

女性A「ぞんざいに扱われる女」に佐々木希

女性Aの島原智美役を演じるのは、映画『東京喰種』にも出演する佐々木希。体当たりで演じきる。伊藤くんと5年間も一方的に付き合っていると信じ込むが、実は一度もSEXをしたことがない。尽くし続けるのに全く相手にされない可哀想な女。伊藤をホテルへ誘うもお断り。意地でもホテルに連れて行こうと「もっと一緒に居たい！」と迫るも振り払われ、ダッシュで逃げられてしまう。

女性B「自分の殻に閉じこもる女」に志田未来

女性Bの野瀬修子役には、志田未来。修子は、伊藤くんにストーカーまがいの好意を持たれる、恋も夢も言い訳ばかりで自分の殻に閉じこもるフリーターの女だ。本当にやりたい仕事に就くまでのつなぎとして塾でアルバイトをしている。同じ塾でバイトする伊藤君に言い寄られる。

女性C「愛されたい女」に池田エライザ

女性Cの相田聡子役は、モデルとしても活躍する池田エライザが務める。タルト店の店員。一見は男を切らしたことがないリア充女子。愛されたいと願うあまりに誰も愛せず、親友が長年片想いしている伊藤くんを寝取ってしまうという女の嫉妬心の強い女性を演じきる。

女性D「高学歴の鉄壁女」に夏帆

そして、女性Dの神保実希役は夏帆。実希は、高学歴で恋愛にはガードが固いのに、なぜかダメ男・伊藤くんに夢中になってしまう。実希の重たくて痛い女っぷりには、誰しもの心にチクッと刺さるはず。処女が重いとフラれ、処女を捨てようと自暴自棄になる大学院生。

その他にも、脚本家・女性Eにドラマ企画を仕掛けるプロデューサーに田中圭、彼女を脅かす売れっ子若手脚本家に中村倫也、そして彼女のかつてのドラマ作品の主演俳優として山田裕貴が登場する。