fashionpress[ファッションプレス]

fashionpress x fashionpress instagram 検索
menu

fashionpress[ファッションプレス]

share_icon
  1. トップ   /  
  2. ニュース   /  
  3. アート   /  
  4. 特集

原美術館で開催中の「ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ」展レポート

原美術館で開催中の「ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ」展レポート | 写真

フランスを代表する現代アーティスト、ジャン=ミシェル オトニエル氏日本初の個展「ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ」展が、東京・原美術館にて2012年3月11日(日)まで開催されている。本展では、初期の作品から、ガラス素材を用いた最新の立体作品まで、25年に渡るアーティスト活動の間に制作された約60作品を展示。同展覧会はパリのポンピドゥー センターでも開催され、開館以来の記録的人数を動員して話題を集めた。その後ソウル、東京、ニューヨークを巡回中である。オープンに先駆け、1月6日(金)には原美術館にて、記者会見とレセプションが行われた。

原美術館で開催中の「ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ」展レポート | 写真オトニエル氏と原美術館館長の原俊夫氏の出会いは20年ほど前に遡る。二人は原美術館別館、ハラ ミュージアム アーク(群馬県 渋川市)で開催された「Too French」グループ展(1991年)にてオトニエル氏が滞在制作して以来、親交を深めた。2009年には同美術館のために「Kokoro」を制作。赤いガラス玉をハート形に連ねたこの作品は、現在も常設の作品として、来館者を温かく迎えている。強い絆で結ばれたオトニエル氏と原美術館。実はパリで巡回をスタートした今回の個展も、当初原美術館を皮切りに開催される予定で企画されたものだったのだという。元々個人の邸宅であった原美術館を念頭に置いてセレクトされた作品が展示されている様子を見て、二人とも「やはりこれはこの美術館のために企画された展覧会だったのだ」と実感したという。

原美術館で開催中の「ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ」展レポート | 写真

記者会見にて原館長は、「まばゆいばかりに美しく、命の輝き、そして人間に対する深い慈しみを感じさせるオトニエルの作品に接する事で、あらゆる世代の人たちに生きる喜びを感じていただければ幸いです」と喜びの言葉を述べ、オトニエル氏も「20年前、『Too French』を担当してくれた学芸員の内田洋子さん(現原美術館副館長)にはずっと支えられてきた。原美術館のようなエレガントな美術館で個展をするのが夢だった。原美術館はアーティストに夢を見させる、とても貴重な場所だ」と語った。

写真上) 「私のベッド(Mon Lit)」 2002年 ⒸJean-Michel Othoniel/Adagp, Paris 2012 Photo by Hirotaka Yonekura 原美術館における展示風景
写真中) 「Kokoro」 2009年 ⒸJean-Michel Othoniel/Adagp, Paris 2012 Photo by Yuichi Shiraku Permanent installation at Hara Museum ARC, Gunma (参考図版)
写真下) 原俊夫館長とジャン=ミシェル オトニエル氏 Photo by Hirotaka Yonekura

次のページは、オトニエル氏が自ら語った、ガラスとの出会いと展覧会の見どころを紹介

Photos(10枚)

ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真1 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真2 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真3 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真4 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真5 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真6 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真7 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真8 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真9 ボンポワン(Bonpoint) ジャン=ミシェル オトニエル:マイ ウェイ|写真10

キーワードから探す

ブランドプロフィール

関連用語