東京・上野公園にある上野東照宮では、秋のライトアップ「夢叶う光の夜」を、2025年10月25日(土)から11月9日(日)まで開催する。
徳川家康や徳川吉宗、徳川慶喜を祀る神社として建立された神社、上野東照宮。鷹や牡丹、鳳凰といった格式高い動植物の彫刻が施された「金色殿」や、金箔張りの「唐門」など、重要文化財が建ち並ぶ。
「夢叶う光の夜」は、そんな江戸初期の建築美をさらに引き立てる秋のライトアップ。辺りが暗くなる17時から19時までの間、昼間とは異なる荘厳な黄金の光に包まれた、煌びやかな景色の中での夜参拝が楽しめる。
今回は、照明デザイナーの石井幹子による照明デザインを新設。ライトアップで「金色殿」の黄金色はさらに輝きを増し、軒下や「唐門」の色鮮やかな彫刻もいっそう華やぐ。伝統建築と現代の光が織りなす、厳かで幻想的な光景が魅力だ。
周囲の「神楽殿」や「鳥居」、「手水舎」も美しい光でライトアップ。黄金に染まる境内は、地面に社紋“葵の御紋”が浮かび上がる、貸し出し提灯を手に散策できるのもポイントだ。また全ての場所で写真撮影が可能なので、特別な景色をぜひカメラに収めてみて。
ライトアップ期間限定の御朱印やお守りも要チェックだ。御朱印は、イチョウや紅葉など秋ならではの植物をあしらったデザインとなって登場。深緑色の紙に箔を施した輝きのある仕立てで、角度によって色や柄が変化して見える特別仕様だ。
人気のお守り「夢叶守」は、夜になると空を飛ぶという伝説をもつ「唐門」の“龍の彫刻”をモチーフにデザイン。まるで天の川のような星空もあしらわれ、幻想的な夜の情景を表現した。
【詳細】
秋ライトアップ「夢叶う光の夜」
開催期間:2025年10月25日(土)~11月9日(日)
場所:上野東照宮
住所:東京都台東区上野公園9-88
限定アイテム:
・夢叶守 800円
・ライトアップ御朱印 1300円
※提灯は数量限定で無料貸出。