夜間アートイベント「ゼン ナイト ウォーク カマクラ(ZEN NIGHT WALK KAMAKURA)」が、2025年10月28日(火)から12月7日(日)まで、神奈川・鎌倉の建長寺にて開催される。
日本屈指の本格禅道場として知られ、重要文化財の三門や唐門、国宝に指定されている大きな梵鐘(ぼんしょう)が立ち並ぶ、建長寺。鎌倉の豊かな自然に包まれており、季節ごとに変化する景色も魅力のひとつだ。
「ゼン ナイト ウォーク カマクラ」は、秋の紅葉に染まる建長寺で、日没後の17時以降、光と音に包まれる回遊型の回遊型サウンドアートナイトイベント。2024年8月に京都・建仁寺で実施した「ゼン ナイト ウォーク キョウト」に続くイベントで、歩くだけで“心と脳がととのう”サウンドアート体験を提供する。
見どころは、紅葉に囲まれた「方丈庭園」のライトアップ演出「風龍の舞」。庭園には巨大な雲海が現れ、風が吹くたびに景色が変化。また、紅葉はほのかな光に照らされ、周囲には鈴虫の音色と脳をととのえる音楽「ニューロミュージック」が流れる、幻想的な秋の風景を堪能できる。
重要文化財である「方丈」内では、自身の脳の状態を音声と映像でリアルタイムに可視化するサウンド瞑想「ニューロミュージック坐禅」を体験。通常の瞑想とは異なり、デジタル紋様と脳波音が織りなす静けさの中で、深いリラクゼーションへと導く。
「法堂」の天井に描かれた小泉淳作による水墨画《雲龍図》と呼応して展開するプロジェクションアート「龍雨図」にも注目。流体シミュレーション技術で天気や風、エネルギーの流れを描き出し、“守護神として僧に仏法の雨を降らせる龍”を表現する。
このほか、重要文化財「三門」へ続く道に現れる“風の動き”を映す光と音の演出「清風の道」、重要文化財「唐門」に浮かび上がる淡い光の紋様「悠玄庭」、そして「ニューロミュージック」に包まれながら巡る回廊など、多彩な演出を展開する。
【詳細】
「ゼン ナイト ウォーク カマクラ」
開催期間:2025年10⽉28⽇(火)〜12⽉7⽇(日)
※12月6日(土)は夜間拝観休止。
※休止日は追加される可能性あり。
開催時間:17:00〜20:00(受付締切19:30)
※法堂でのプロジェクションアートの最終上映時間は19:45。
会場:建長寺
住所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
チケット価格:[平日]前売り券 2,900円 / 当日券 3,400円、[休日]前売り券 3,400円 / 当日券 3,900円
【問い合わせ先】
VIE presents ゼン ナイト ウォーク カマクラ
TEL:0467-66-1894 (平日9:00-17:00)