特別展「奈良ゆかりの現代作家展 安藤榮作 —約束の船—」が、奈良県立美術館にて、2025年9月13日(土)から11月16日(日)まで開催される。
特別展「奈良ゆかりの現代作家展 安藤榮作 —約束の船—」は、奈良県立美術館で初となる、地元・奈良在住の現代作家を紹介する大規模個展だ。現代を代表する木彫作家として評価される、安藤榮作(あんどう えいさく)を取り上げる。
1961年東京に生まれた安藤は、福島県いわき市を拠点に活動していたものの、2011年、東日本大震災で被災。自宅、アトリエと作品を津波で失い、奈良に移住している。原木や廃材の木材を素材に、手斧で叩き、刻んで制作を行う安藤は、木材の生産が盛んな奈良の地において、制作を続けてゆくことになった。
本展では、奈良に拠点を移したのち、約15年間の近作や新作を軸に紹介。《約束の船.2025》、《Being・女》や《Being・うずくまる自由》といった作品を展示するほか、展示室に常設する公開アトリエでは、不定期に安藤が来館し、作品制作を行う。
特別展「奈良ゆかりの現代作家展 安藤榮作 —約束の船—」
会期:2025年9月13日(土)〜11月16日(日)
会場:奈良県立美術館
住所:奈良県奈良市登大路町10-6
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:9月16日(火)・22日(月)・29日(月)、10月6日(月)・14日(火)・20日(月)
観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学生 1,000円(800円)
※( )内は20名以上の団体料金
※小学・中学・高校生および18歳未満は無料
※身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳(アプリ含む)の所持者および介助者1名は無料
【問い合わせ先】
奈良県立美術館
TEL:0742-23-3968