映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』が、2025年9月12日(金)より東京・新宿ピカデリーほか全国の映画館でリバイバル上映される。
ガス・ヴァン・サントが監督、マット・デイモンが主人公を演じ高く評価された1990年代の名作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』。
天才的な頭脳を持ちながら、幼い頃に負ったトラウマから周囲に心を閉ざし非行に走る青年ウィル(マット・デイモン)と、最愛の妻を亡くした悲しみが癒えない精神分析医のショーン(ロビン・ウィリアムズ)。衝突を重ねながらも、対話を通じて心の傷と向き合う姿を描いた物語だ。
また、ウィルのことを思う恋人や、ウィルの閉塞感を誰よりも理解し、才能を信じて背中を押す親友も登場。こうした人間関係の中で、ウィルが自身の内面に深く向き合い、自分の人生を切り拓いていく感動のヒューマンドラマとなっている。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は、若き日のマット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を書き上げたことで知られる作品。構想はデイモンがハーバード大学に在籍していた時に生まれ、友人のアフレックを誘って共同執筆をスタートした。
出来上がった脚本は高く評価され、映画会社が高額で購入するのだが、ベンとマットは自身が俳優として映画に出演することを絶対的な条件として譲らなかった。当時、2人は、俳優としてそれほど知られていなかったのだが映画は大成功。観客や批評家から高い評価を得て、デイモンとアフレックは若くして注目を浴びた。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』は1997年の公開後、数多くの映画賞を受賞した。特に、第70回アカデミー賞では9部門でノミネートされ、最終的にマット・デイモンとベン・アフレックがオリジナル脚本賞、ロビン・ウィリアムズが助演男優賞を受賞した。
鋭い知性を持ちながら過去のトラウマに縛られている主人公・ウィルは、ただ日々を当てもなく過ごしている青年。MIT(マサチューセッツ工科大学)で清掃員として働いていた彼は、ひょんなことから教授にその類稀な数学の才能を見出される。しかし、何かと問題も多いウィル。やがて裁判所からセラピーを受けるように言われ、精神分析医・ショーンを訪ねることに。最初は防衛本能から最初はセラピーを拒むウィルだったが、やがて同じく心に傷を持つショーンと心を通わせてゆく。
【詳細】
映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』リバイバル上映
公開日:2025年9月12日(金)〜2週間限定上映
公開劇場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3-15-15)ほか
※公開劇場は順次追加予定。フィルマークスなどで告知。
※劇場により、上映日・上映期間が異なる。
<作品情報>
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
1997年/アメリカ/127分
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:ベン・アフレック、マット・デイモン
音楽:ダニー・エルフマン
出演者:ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン、ベン・アフレック、ステラン・スカルスガルド、ミニー・ドライヴァー、ケイシー・アフレック、コール・ハウザー