アニメ映画『ヒックとドラゴン』が実写映画化。2025年9月5日(金)に全国公開される。
2001年に公開されたアニメーション映画『ヒックとドラゴン』は、『シュレック』『ボス・ ベイビー』『野生の島のロズ』といった人気作を手掛けてきた、ドリームワークス・アニメーションの作品だ。バイキングの少年ヒックと彼が出会ったドラゴン、トゥースとの友情と大冒険を描いた物語は、世界中で感動を呼び大ヒット。その年のアカデミー賞2部門およびゴールデングローブ賞にノミネートしたほか、アニー賞では10部門の賞を獲得するなど、高く評価された。
2019年には、アニメ映画シリーズ3作目となる『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』も公開されている。
そんな人気アニメーション映画『ヒックとドラゴン』が初の実写映画化。最新のIMAXカメラで撮影した“ドラゴンライド・アドベンチャー”となっており、劇中では、息をのむスピード感と大飛行で空に駆け出すヒックとトゥースや、臨場感あふれるバイキングの大海戦など、迫力満点のシーンが盛りだくさんだ。
バイキング一族の長の息子である主人公ヒックを務めるのは、スリラー映画『ブラック・フォン』の出演で注目を集めた新進気鋭の俳優メイソン・テムズ。
また、ヒックの親友であるアスティを『ダンボ』や『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』のニコ・パーカーが演じるほか、ヒックの父ストイック役には、アニメーションシリーズでも同役の声優を務め、『オペラ座の怪人』などでも知られるジェラルド・バトラー、陽気な鍛冶屋のゲップ役には、『宇宙人ポール』といったコメディ作品で人気を誇るニック・フロストが名を連ねる。
主人公ヒック…メイソン・テムズ(吹替:坂東龍汰)
宿敵ドラゴンと日々戦うバイキング一族の長の息子。ある日、村に襲来してきたドラゴン“ナイト・フューリー”を偶然撃ち落とすことに成功するも、森の中で弱った姿を見て仕留めることができず、助けることに。そのドラゴンをトゥースと名付け、父親、友達、仲間たちには内緒にして会っていた。トゥースと心を通わせ友情を育んでいた一方で、ドラゴンの一掃を目指す“バイキングの掟”とのはざまで葛藤することに。
アスティ…ニコ・パーカー(吹替:Lynn)
ヒックの親友であり、優れた戦士。ドラゴン退治に熱心な少女。
ストイック…ジェラルド・バトラー(吹替:田中正彦)
ヒックの父で、バイキング一族の長。ドラゴン討伐のためバイキング仲間を率いた海戦で、大きな打撃を受ける。
ゲップ…ニック・フロスト(吹替:高木渉)
陽気な鍛冶屋。ストイックの友人であり、ヒックのよき理解者・指導者でもある人物。
ナイト・フューリー
目でとらえ切れないほどの高速飛行により、誰もその姿を知らぬまま恐れられてきた伝説の最強種族。真っ黒な体が特徴。人間は宿敵だったが、ヒックと出会い“トゥース”と名付けられ、人間と深い友情を築くことになる。
デッドリー・デンジャー
気高きドラゴン。艶やかな青色の鱗と、黄色の強く鋭いトゲを持つ。
グルーサム・グロンクル
小さな翼には不釣り合いな巨体を持ち、つぶらな目をしたのんびり屋のドラゴン。
モンスター・ナイトメア
鋭い目と歯、そして強力な顎を持つドラゴン。体内から放つ炎で自らを火だるまにすることで、対峙した相手を恐怖の底に陥れる。
ダブル・ジップ
2つの頭と尾を持つドラゴン。一方の頭がガスを吐き出し、もう一方がそこへ火を吐くことで大爆発を起こす“分担技”を駆使する。
映画『ヒックとドラゴン』の監督は、本アニメーションシリーズを手掛け続けたディーン・デュボア。また、『アラジン』で製作総指揮を務めたほか、『ラ・ラ・ランド』『クルエラ』『ウィキッド ふたりの魔女』にも製作で参加するマーク・プラットがプロデューサーとして加わる。