細田守監督のアニメ映画『果てしなきスカーレット』スタジオ地図4年ぶりの新作、王女の復讐物語
クローディアス…役所広司
権力を求め、スカーレットの父であり自身の兄であるアムレット王を殺して王位に就いた、冷酷非道な国王。何らかの理由で「死者の国」におちて、スカーレットの命を狙う。
アムレット…市村正親
スカーレットの父で、とある国の心優しい国王だったが、クローディアスに嵌められて処刑される。
ヴォルティマンド…吉田鋼太郎
騎士たちを従えるクローディアスの側近。「死者の国」でスカーレットの命を狙う。
ガートルード…斉藤由貴
スカーレットの母。弱腰の夫・アムレットを見限り、野心家のクローディアスの陰謀に加担する。
コーネリウス…松重豊
腕っぷしの強いクローディアスの側近。「死者の国」でスカーレットの命を狙う。
ポローニアス…山路和弘
クローディアスの側近。レアティーズと共に「死者の国」でスカーレットたちの動向を監視している。
レアティーズ…柄本時生
クローディアスの側近。ポローニアスと共に「死者の国」でスカーレットたちの動向を監視している。
ローゼンクランツ…青木崇高
クローディアスの家来。ギルデンスターンと共に「死者の国」でスカーレットの命を狙う。
ギルデンスターン…染谷将太
クローディアスの家来。ローゼンクランツと共に「死者の国」でスカーレットの命を狙う。
少女…白山乃愛
「死者の国」でスカーレットが出会う、少女。
老婆…白石加代子
「死者の国」でスカーレットが出会う、謎の老婆。
「復讐」がテーマの物語
細田守は『果てしなきスカーレット』の発想の出発点として、世界中で戦争が起こっている現状について言及。「平和ではない世の中をどうやって生きていくべきなのか、ということの答えを、世界中の人が求めている。今作品を作るなら、そういうみんなの切実な気持ちに対し、向き合って映画を作るべきじゃないか」というところから製作をスタートしたとコメントしている。また、「『復讐』すれば『報復』がある」という簡単には抜け出すことのできない“「復讐」のループ”についても思いを巡らせ、「復讐の物語」を構想したという。
なお、映画『果てしなきスカーレット』は、日本での公開後、2025年12月12日(金)よりアメリカでも劇場公開される予定だ。
エンディングテーマ「果てしなき」を芦田愛菜が担当
エンディングテーマは、細田守が書き下ろした「果てしなき」。担当したのは、王女・スカーレットを演じた芦田愛菜だ。“復讐心を剝き出しにした強い”スカーレットとしてではなく、尊敬する亡き父・アムレット王のように平和を願う“心優しき一国の王女”スカーレットとして、透明感あふれる希望に満ちた声で歌い上げる。
ヴェネチア国際映画祭に選出
映画『果てしなきスカーレット』は、第82回ヴェネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に選出された。この部門は、話題作や注目作が集まることで知られている。細田守監督の作品がヴェネチア国際映画祭に選出されるのは初めてのことで、2010年にベルリン国際映画祭で上映された『サマーウォーズ』、2021年にカンヌ国際映画祭で選出された『竜とそばかすの姫』に続き、これで世界三大国際映画祭すべてに選ばれたことになる。
さらに、北米最大の映画祭であるトロント国際映画祭でもスペシャル・プレゼンテーション部門に選出されている。
【作品詳細】
映画『果てしなきスカーレット』
公開日:2025年11月21日(金)
監督・脚本:細田守
原作:細田守
〈声優キャスト〉
出演:芦田愛菜、岡田将生、山路和弘、柄本時生、青木崇高、染谷将太、白山乃愛、白石加代子、吉田鋼太郎、斉藤由貴、松重豊、市村正親、役所広司
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