展覧会「空間と作品」が、東京のアーティゾン美術館にて、2024年7月27日(土)から10月14日(月・祝)まで開催される。

作品はどのように生まれ、扱われてきたか？

美術館の展示室に並ぶ作品は、今日では誰もが鑑賞することができる公共的なものとなっている。しかし、こうした美術作品はもともと、邸宅の建具として作られたり、プライベートな部屋を飾るために描かれたりと、作品の所有者との関係のもとに生みだされたものであった。

展覧会「空間と作品」では、美術品がどのような状況で生まれ、扱われ、受け継がれてきたのか、その時々の場を想像しつつ、アーティゾン美術館のコレクションを紹介。インテリアスタイリスト・石井佳苗ほかの協力を得て、作品が設置されていた場を来館者自身がイメージできる展示空間も設ける。

本展では、クロード・モネやピエール＝オーギュスト・ルノワール、アンリ・マティス、ジャクソン・ポロック、鈴木其一、岸田劉生、藤田嗣治、草間彌生など、古今東西の作品約130点を展示。また、ミニマリズムの画家ロバート・ライマンの大型作品や、イタリアのデザイン界を代表するエットレ・ソットサスの家具など、アーティゾン美術館で初公開となる作品も目にすることができる。

展覧会概要

展覧会「空間と作品」
会期：2024年7月27日(土)〜10月14日(月・祝)
会場：アーティゾン美術館
住所：東京都中央区京橋1-7-2
開館時間：10:00〜18:00(金曜日は20:00まで)
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日：月曜日(8月12日(月・振)、9月16日(月・祝)・23日(月・振)、10月14日(月・祝)は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)・24日(火)
観覧料：ウェブ予約チケット 1,200円、窓口販売チケット 1,500円、学生 無料(要ウェブ予約)
※日時指定予約制(5月28日(火)よりウェブ予約開始)
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケットを購入可
※中学生以下はウェブ予約不要

【問い合わせ先】
TEL：050-5541-8600(ハローダイヤル)