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映画『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオンの名作を4Kデジタルで、“私らしさ”を探すヒロインの物語

映画『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』が、2024年3月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開される。

ジェーン・カンピオン監督の映画『ピアノ・レッスン』

映画『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオンの名作を4Kデジタルで、“私らしさ”を探すヒロインの物語|写真1

映画『ピアノ・レッスン』は、ジェーン・カンピオンが監督を務め、「私」らしくありのままに生きようとするヒロイン像を描き出した1993年の映画作品。第46回カンヌ国際映画祭で女性監督としては初のパルム・ドールを受賞したほか、第66回アカデミー賞では脚本賞を受賞した。

なお、ジェーン・カンピオンは『ピアノ・レッスン』以後も第一線で活躍を続けており、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』ではアカデミー賞史上初の「2度の監督賞にノミネートされた女性監督」となり見事受賞を果たすなど、女性の映画監督のパイオニアともいえる存在だ。

公開から30年を経て4Kデジタルリマスター、解放と“私らしさ”を求める物語

そんな『ピアノ・レッスン』が日本での公開から30年の時を経て、4Kデジタルリマスター版として再び公開へ。6歳で話すことをやめ、言葉を発しない代わりにピアノで自分の感情を表現してきたエイダを主人公に、自ら運命を切り拓き、抑圧や生きづらさからの解放、そして自分らしい生き方と幸せを求める姿を映し出していく。マイケル・ナイマンが手掛けたメイン・テーマ曲「楽しみを希う心」にも注目だ。

映画『ピアノ・レッスン』あらすじ

19世紀半ば、ニュージーランドの孤島。エイダは父親の決めた相手と結婚するために、娘のフロラと1台のピアノと共にスコットランドからやって来る。「6歳で話すことをやめた」エイダにとって、ピアノは声の代わりだった。ところが、夫になるスチュアートはピアノを重すぎると海辺に置き去りにし、先住民との通訳を務めるベインズの土地と交換してしまう。エイダに惹かれたベインズは、ピアノ1回のレッスンにつき鍵盤を1つ返すと提案。渋々受け入れるエイダだったが、レッスンを重ねるうちに彼女も思わぬ感情を抱き始める。

映画『ピアノ・レッスン』登場人物

主人公・エイダ…ホリー・ハンター

自分の感情を、声を使って話す代わりにピアノで表現する女性。スチュアートに嫁ぐためにスコットランドからやってきた際に、スチュアートによってピアノを浜辺に置き去りにされ、ベインズの土地と交換されてしまう。ピアノのレッスンと引き換えにピアノを返すというベインズの提案を仕方なく受け入れる。

エイダを演じたホリー・ハンターは、作中で自らピアノ演奏をこなし、カンヌ国際映画祭女優賞、アカデミー賞主演女優賞に輝いた。

フロラ…アンナ・パキン

エイダの娘。フロラを演じたアンナ・パキンは、当時11歳にして映画初出演ながら、本作でアカデミー賞助演女優賞を獲得した。

べインズ…ハーヴェイ・カイテル

マオリ族の入れ墨を顔に入れた白人の男。自分に演奏を教えるならピアノを返すとエイダに提案。夫のいるエイダに惹かれていく。

スチュアート…サム・ニール

エイダの夫。ニュージーランド入植者。エイダのピアノを浜辺に置き去りにしたうえ、ベインズの土地と交換してしまう。

【詳細】
映画『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』
公開日:2024年3月22日(金) TOHOシネマズ シャンテ 他、全国ロードショー
監督・脚本:ジェーン・カンピオン
音楽:マイケル・ナイマン
出演:ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル、サム・ニール、アンナ・パキン
原題:THE PIANO

©1992 JAN CHAPMAN PRODUCTIONS&CIBY 2000

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映画『ピアノ・レッスン』ジェーン・カンピオンの名作を4Kデジタルで、“私らしさ”を探すヒロインの物語|写真1

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